コーナーストーン、AI 時代における人財育成の出発点 Cornerstone Galaxyの次の進化をHR Tech 2025で発表
Cornerstone Galaxyプラットフォームの進化が、人間とデジタルエージェントの生産性を強化し、企業のより速やかな収益拡大・業務効率化の推進を支援
コーナーストーン オンデマンド ジャパン株式会社 オンラインプレスルーム
2025.9.22 13:00
ワークフォース・アジリティ(組織の即応性)におけるソリューションのリーダー企業であるコーナーストーンオンデマンド(以下コーナーストーン)は、2025 HR Technology Conferenceにおいて、Cornerstone Galaxyプラットフォームの機能強化を発表しました。進化を続けるこのプラットフォームは、AIテクノロジーの強化により、組織による人間とエージェント(いわゆる「デジタルワーカー」)の能力開発や管理を変革し、大規模にスキルを最適化します。
Cornerstone Galaxyプラットフォームは、マルチロールのAIエージェント、AIネイティブで対話型かつ没入型の学習体験、動的スキルインテリジェンスを、一つの統合プラットフォームとして提供します。今日、組織はAIパイロットやワークフローの導入を迫られていますが、これらを「テクノロジープロジェクト」として捉える傾向があります。しかし本来必要なのは「能力の転換」です。AIを後付けの機能として扱うのではなく、人財計画と能力開発を軸にAI導入を連動させることで、テクノロジーがビジネスニーズに沿ったものとなり、従業員は新たなスキル習得をし、AIエージェントはコンプライアンスを遵守し、経営陣は足並みを揃え、成果を測定できるようになります。Cornerstone Galaxyは、AIを中核に据えた「学習、コンテンツ、スキルインテリジェンス」の統合により、人財開発を身近で、アジャイルかつ効果的に進めることを可能にします。
Cornerstone Galaxyプラットフォームにおける主なイノベーションは以下の通りです。
- AIエージェント群による高度なパーソナライゼーションと生産性向上:組織固有の人財データによりトレーニングされた、学習者、管理者、コンテンツ向けのAIエージェントがCornerstone Galaxy全体に組み込まれ、タスクの自動化、学習体験のパーソナライズ、業務フローに統合された高度なインサイト提供を実現します。
- 対話型で文脈を理解する学習体験:AIネイティブのインターフェースに企業の知識や学習者の文脈を活用し、動的でマルチモーダルなコンテンツを生成し、パーソナライズされたレコメンデーションを可能にします。
- 管理者ワークフロー:エージェント型AIの恩恵を受けるのは従業員だけではありません。管理者は、アサインメント管理、コンプライアンス監視、コンテンツ設定といった反復的な作業から開放されます。エージェントがこれらすべてを自動化し、管理者はより価値の高い作業に集中できるようになります。
- 大規模な生成型・没入型コンテンツ没入型コンテンツ:コンテンツエージェントはSCORMのような従来のトレーニング形式を、インタラクティブな対話型の体験に変え、従来のコンテンツをリアルタイムで検索可能にし、説明的で魅力的なものにします。トレーニングを動画やポッドキャストといった複数のモダリティに拡張することができ、Cornerstone Immerseを利用することで、VR、音声、ビデオアバターなどの没入型のフォーマットも実現し、現代の学習者の期待に応える体験を創出することができます。
- 従業員ひとりひとりにパーソナライズされたAI学習:初心者から上級者までに対応する、あらゆるモダリティの厳選されたAI学習コンテンツと、AI駆動のキュレーションによるパーソナライズされた学習、バーチャルヒューマンコーチとの対話により従業員全体のアップスキリングを支援します。コーナーストーンはSimplilearnと提携し、2025年第4四半期に、機械学習、生成AI、プロンプトエンジニアリング、エージェント型ワークフローと言ったスキル分野の新たなコースおよび認定をContent Subscriptionsに追加予定です。
- ワークフォース・アジリティプラットフォームCornerstone Galaxy全体を駆動する独自のAIテクノロジーであるCornerstone Galaxy AIのアップデートは以下の通りです。
- コンプライアンス対応のAIエージェントを構築するCornerstone AgentReady:2025年5月のCornerstone Sparkで発表されたCornerstone AgentReadyは、基本的な安全対策となるだけでなく、エージェントが即戦力となるようにします。各エージェントは展開前にトレーニング、テスト、認定されるため、企業はリスクの低いタスクだけでなく、より事業に不可欠で重要なユースケースにAIを拡張することができます。
- 文脈を理解する学習エージェントをプラットフォーム全体でフローに組み込む:Model Context Protocol(MCP)を活用し、AI駆動型の学習をMicrosoftやSalesforceなどのプラットフォームに直接組み込むことができ、従業員が日常的に利用するツールでの学習が可能です。
- GalaxyとWorkforce Intelligenceを支える業界屈指のAIスキルエンジン:Cornerstone Galaxyに新たにSkyHiveのナレッジグラフを統合し、日々取り込まれるテラバイト級の労働市場データをもとに、よりスマートな人財計画、ターゲットを絞った学習、明確なキャリアパスを支えるスキルエンジンを強化します。ワークフォース インテリジェンスはこのエンジンを活用し、取り巻く市場と組織のギャップを可視化し、戦略立案と成果測定の基盤を提供します。
コーナーストーンの最高経営責任者(CEO)であるヒマンシュ・パルスレ(Himanshu Palsule)は、次のように述べています。「ここ1年で話したすべての顧客が、同じ課題を抱えていました。それは、AIの価値をどのように引き出し、AIがもたらす今後の変化に対応できる人財を育てられるかということです。AIは後付けで導入しようとしてもうまくいきません。今回のCornerstone Galaxyプラットフォームの拡充は、マルチロールAIエージェントを一人ひとりのニーズに応じてパーソナライズし、リアルタイムにスキルインテリジェンスを明らかにし、業務フローの中で価値のあるAI駆動型の体験を創出し、AIを戦略的な事業目標に合わせて導入できるよう支援します」
Lighthouse Researchの最高研究責任者であるベン・ユーバンクス(Ben Eubanks)氏は、次のように述べています。「今日のIT部門や法務部は、従業員がAIツールを使用することに不安を感じており、特にデータセキュリティやプライバシーを理由に挙げています。コーナーストーンは、この2つの懸念に対して厳格な企業の基準を満たすパーソナライズされた学習体験を可能にするAI機能を構築しました。一方で、ユーザーの観点からは、このコーナーストーンのソリューションは、パーソナライズされ、企業独自のデータに基づいた豊かな学習体験を提供するものです。低リスクで強力にAIを世界中の従業員の学習に組み込むことが可能です」
本日の発表について詳しくは「What Cornerstone unveiled at HR Tech 2025 and why it matters for your organization」および以下のウェブサイトをご覧ください。https://www.cornerstoneondemand.com/jp/platform/
コーナーストーンについてコーナーストーンは、変化する世界で成功するために、組織と従業員のポテンシャルを最大限に引き出します。AI搭載のプラットフォームであり、組織が必要としているワークフォース・アジリティ(組織の即応性)を実現するCornerstone Galaxyは、組織がスキルギャップや能力開発の機会を特定し、優秀な人財を引き付けると共にエンゲージメントを高め、現代の組織における多様なニーズに応える多面的な学習体験を提供します。世界180カ国以上、7,000を超える組織と1億4,000万人以上のユーザーが、Cornerstone Galaxyを利用して、ハイパフォーマンスで未来に対応できる組織と能力構築を進めています。