ボルグワーナー、世界的大手自動車メーカー(OEM)の 小型及び中型商用車向けに 戦略的に重要なターボチャージャー事業を受注

  • ・欧州及び北米において他社からシェアを獲得するビジネスで市場シェアを拡大
  • ・1.0L〜3.0L ガソリンエンジン向けに、コスト効率に優れた高耐久ウェイストゲート式ターボチャージャーを供給
  • ・現地生産体制により、内燃機関の安定的かつ長期的な供給体制をサポート

革新的で持続可能なモビリティソリューションを提供するグローバル製品リーダーのボルグワーナー(NYSE:BWA/本社:アメリカ合衆国ミシガン州アーバンヒルズ、社長兼最高経営責任者:ジョセフ・ファドゥール/Joseph Fadool)は、世界的な大手自動車メーカー(OEM)の欧州および北米市場における次世代車両向けに、重要なターボチャージャー供給契約を2件獲得しました。欧州市場では、次世代の小型及び中型商用車(内燃機関およびハイブリッド車両)に搭載される1.0リッターエンジン向けに、実績のあるウェイストゲート式ガソリンターボチャージャーを供給します。生産開始は2027年8月を予定しています。北米市場に関しては、3.0リッターガソリンハイブリッド用途向けの高性能ターボチャージャーに関する契約を締結しました。生産開始は2028年9月を予定しています。 

ボルグワーナーのウェイストゲート式ターボチャージャー技術は、小排気量ガソリンエンジン向けに設計された堅牢かつ高効率なソリューションです。従来のウェイストゲート機構により過給圧を制御し、複雑な追加メカニズムを必要とせずに安定したエンジン性能と燃費効率を実現します。本製品は、優れた耐久性、競争力のある価格設定、そして長期的な供給対応力により、供給元の集約が進む業界の中で際立った存在となっています。なお、本製品はポーランドのジェシュフ(Rzeszów)工場およびメキシコのラモス(Ramos)工場で製造されており、現地生産体制を支えるとともに、オペレーションの卓越性と可能な限り顧客の近くで事業を展開することを重視するボルグワーナーの取り組みを裏付けています。

ボルグワーナーの副社長兼ターボ・サーマルテクノロジーズの事業本部長であるフォルカー・ウェング博士は、 「今回の受注は、競争の激しい市場において、信頼性が高くコスト効率に優れたソリューションと長期的な供給体制を提供することで、当社が確実に勝ち抜く優位性を有していることを示しています。また、他社が撤退する中で、当社がグローバルOEM各社の内燃機関分野を継続的に支援していくという戦略的な姿勢を反映したものでもあります」と述べています。

ボルグワーナーについて
ボルグワーナーは、130年以上にわたり、モビリティのイノベーションを成功に導く、変革的なグローバル製品リーダーであり続けています。すべての人にとってよりクリーンで健康的、かつ安全な未来を築くために、世界のeモビリティへの移行を加速させています。
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