ボルグワーナー、中国の大手自動車メーカー(OEM)から 新たな電動モーター事業を受注

• ・プラットフォームに適合した設計により、あらゆる種類の新エネルギー車（NEV）に対応可能

• ・超短距離ヘアピン溶接工程により、スペース効率が向上

• ・新設された蕪湖（ウーフー）工場が間もなく稼働、中国におけるモーター生産能力を拡大

• 革新的で持続可能なモビリティソリューションを提供するグローバル製品リーダーのボルグワーナー（NYSE：BWA/本社：アメリカ合衆国ミシガン州アーバンヒルズ、社長兼最高経営責任者:ジョセフ・ファドゥール/Joseph Fadool）は、中国の大手自動車メーカー（OEM）から電動モーターの新規受注を獲得し、中国の新エネルギー車（NEV）市場において重要な成果を収めました。今回採用されたモーターは、バッテリー電気自動車（BEV）およびハイブリッド車を含むあらゆるNEV用途に対応する、プラットフォーム適合型の設計が特長です。さらに、ボルグワーナー独自の革新的な「超短距離ヘアピン溶接工程」を採用して巻線端部の高さを低減することで、よりコンパクトな構造が可能となり、スペース効率を大幅に向上させています。 

中国のNEV市場が急速に拡大する中、ボルグワーナーのモーター製品は優れた技術力と製造プロセスを強みとして、新規受注を継続的に獲得しています。こうした需要の高まりに対応するため、同社はモーター事業の拡大を進めています。2025年初頭には、ボルグワーナーと中国の蕪湖（ウーフー）市政府との間で、電動駆動システムの新たな製造工場設立に向けた覚書（MoU）が締結されました。現在、稼働に向けて準備が進められている同工場には、複数のモータープラットフォームを共通のライン上で生産が可能なインテリジェント製造ラインが導入される予定であり、生産能力の大幅な拡大と将来的な大量供給体制の確立に寄与することが期待されています。

ボルグワーナーの副社長兼パワードライブシステム事業本部長のステファン・デメール博士は、「中国における当社の電動モーター事業が着実に成長していることを非常に嬉しく思います。今回の顧客との関係は約10年にわたるパートナーシップに支えられたものです。ボルグワーナーは、電動化が進む未来に向けて、よりスマートで効率的なモーターソリューションを提供し続けてまいります」と述べています。

ボルグワーナーについて
ボルグワーナーは、130年以上にわたり、モビリティのイノベーションを成功に導く、変革的なグローバル製品リーダーであり続けています。すべての人にとってよりクリーンで健康的、かつ安全な未来を築くために、世界のeモビリティへの移行を加速させています。
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