全国35拠点の営業網で物流の未来を支えるー大和ハウス工業株式会社

2025.4.9 15:30

物流施設ブランド『DPL』を展開し、全国で物流センターの開発を手掛ける大和ハウス工業株式会社。

同社は国内最大級の延べ床面積を提供する物流施設開発会社として、製造業や物流企業に向けた倉庫提供を行っている。
同業他社との最大の違いは「全国35の営業拠点により、地域を問わないサービス提供が可能な点」だと、担当者は語る。特に東京・大阪に偏る他社とは異なり、地域に密着した土地情報の取得や、ニーズの把握が可能となっている。

2024年問題と呼ばれるドライバーの労働時間規制強化に伴い、荷物の配送に時間がかかる課題が浮上している。これに対し同社は「中継物流拠点」の整備を進め、ドライバー交代を可能とする施設開発に取り組んでいる。これにより、ドライバーが日帰り可能な働き方を実現し、業界課題の解決に寄与する考えだ。

また、冷蔵・冷凍倉庫への対応にもいち早く取り組み、現在では全国38カ所で対応実績があるという。会場には大阪エリアの開発物件を大きく掲示し、万博を控えた関西の盛り上がりにも呼応した提案を展開している。

物流の未来を見据えた柔軟な対応力と、全国をカバーする営業網が、大和ハウス工業の強みとして際立っている。