稲敷市下水道課が通信費の一括管理で業務の効率化を実現する 当社の「法人“ビリングONE”」を自治体で初めて導入 ~請求書情報のデータ化や集計の自動化により業務負担の軽減を実現~
2021.10.1 00:00
NTTファイナンス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:伊藤 正三、以下「NTTファイナンス」)は、稲敷市(市長:筧 信太郎)下水道課が、通信費等の請求業務の効率化を実現する法人向け一括請求サービス“ビリングONE”を導入し、本日運用を開始いたしました。さまざまな通信会社等から届く請求書を当システムで一元管理することにより、経理担当の業務負担の軽減を実現します。
1.サービス概要
法人“ビリングONE”では、複数の拠点ごとにバラバラ届く請求書や支払期日・支払いタイミングが異なる請求書を1つにまとめることが出来るため、煩雑だった支払業務から解放され一括支払を実現し、お客様をサポートします。
また、請求書の情報をデータ化してご提供するため当システム上で請求書の管理や集計を行うことができ、作業時間の大幅な短縮が可能です。
通信費の一元管理を実現でき、経理業務の効率化が期待できるサービスです。
<サービスイメージ>
2.導入理由
稲敷市下水道課では、下水道用ポンプの監視装置用に利用している回線の管理及びデータ投入業務を手作業で行っていることから、支払業務の煩雑化が課題となっていました。また利用している通信会社が複数あるため管理が複雑化、今後の回線数増加も見込まれることによりさらなる複雑化が予想されるため導入を検討する運びとなりました。
稲敷市下水道課で検討を重ねた結果、以下の点を評価いただきました。
- 請求情報がデータ化されるため入力ミス・稼働の大幅削減
- 経理業務の効率化による働き方改革促進
- システム構築が不要なクラウド型サービス
3.導入効果等
複数の通信会社から届く約400回線に及ぶ通信費の請求書を取りまとめることで、請求書の管理・データ反映を実施します。
法人“ビリングONE”を導入し、通信会社から届く請求書の開封作業~保管・データ投入業務を一元化することで経理・支払担当の業務負担の軽減が期待されます。
これまで手作業で行っていた請求書のデータ投入作業については当システムのWEB上に請求情報がデータ化されるため、請求情報の見える化を自動で行うことから、業務効率化と働き方改革を促進し、各担当者はその他の業務に注力することができます。
<法人“ビリングONE”導入効果>
導入前 | 導入後 | |
---|---|---|
請求書の開封 | 55通分/月 (3社) |
電子化のため不要 |
請求書の支払い | 1通分/月(1社) | |
請求書情報のデータ化 | 約400回線分を手作業 | 全て自動化 |
請求書情報の集計 |
4.今後の取り組み
新型コロナウイルスの影響により、企業や自治体の業務内容も大きく変化し働く環境も一新しました。その中でも、請求書処理及び管理業務については紙媒体での管理を余儀なくされており、環境の変化に対する対応が遅れているのが現状です。そこで、NTTファイナンスは法人“ビリングONE”の導入と活用の展開を行うことで「経理業務の働き方改革」の実現に貢献したいと考えています