JA 全農の米国子会社 Zen-Noh Grain Corporation に穀物集荷施設をリース

ＪＡ三井リース株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長執行役員：新分敬人、以下｢ＪＡ三井リース｣）は米国子会社 JA Mitsui Leasing Capital Corporation（米国ニューヨーク州ニューヨーク市、以下「JMCC」）を通じて、JA 全農の子会社である Zen-Noh Grain Corporation（本社：米国ルイジアナ州コビントン市、以下「全農グレイン」）に内陸穀物集荷施設をリースしましたので、下記のとおり、お知らせいたします。

記

全農グレインは、米国ルイジアナ州ニューオーリンズに世界最大級の船積み能力を有する穀物保管・船積施設を運営しておりますが、今般、内陸産地から輸出港までのサプライチェーンの強化と穀物等の輸出販売数量の拡大を目的とし、ミシシッピー河沿いの複数の州に所在するリバーエレベーターやカントリーエレベーター等の既存集荷施設の取得を決定し、必要資金の調達について JMCC のリーススキームが採用されたものです。
リース対象は、合計約 160 万トンの穀物保管能力を有する大規模施設であり、JA 全農にとって配合飼料原料の安定供給に寄与する戦略性の高い投資となります。ＪＡ三井リースグループにとっても、北米は中期経営計画「RealChange 2025」に掲げる重点地域であり、且つ、全農グループとは海外では初めての大型案件となり、JA グループ向けソリューションの多様化につながる意義のある案件となりました。
JA 三井リースグループは、農林水産業の持続的成長への貢献をサステナビリティ経営における重要課題と位置付け、最適なフードバリューチェーンの構築に向けてソリューションを提供する方針であり、農業水産業における知見や、ＪＡ系統および三井グループを背景としたネットワークを活用したビジネスを日本全国で展開しております。
本案件を契機に、海外においても、全農グループとのグローバル連携を含め、農業関連ビジネスを積極的に推進してまいります。

News Release

■全農グレインの概要
社名 Zen-Noh Grain Corporation
本社所在地 1127 Highway 190 East Service Road, Covington, LA 70444, U.S.A.
設立年月 1979 年 3 月
代表者 Charles Colbert

■JMCC の概要
社名 JA Mitsui Leasing Capital Corporation
本社所在地 70 East 55th Street, 22nd Floor, New York, NY 10022, U.S.A.
設立年月 1984 年 1 月
代表者 土井 清視
株主 JA Mitsui Leasing USA Holdings, Inc. 100％（ＪＡ三井リース 100％子会社）

【関連する SDGｓ】

以上