日本観光振興協会 2019 年 5 月中旬週末の観光予報

全国各地の観光地が混雑するゴールデンウィーク。予約はいつとられているのか?

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2019.5.7 00:00

2019 年4月 17 日現在にみる 2019 年 5 月中旬週末(5月 17 日~18 日)の観光予報は、札幌で混雑しているものの、GW 明けの影響か、全国的に空いている状況が予想されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

※混雑率は、観光庁の宿泊旅行調査統計の稼働率を参考に設定しています。

【東日本】

 

 

 

【西日本】

 

 

 

※増減率(対前年):宿泊予想数/前年の宿泊実績数(データ取得方法を変更した過渡期にて、増減率の振れ幅が大きく出る場合がございま
す。引き続き推計精度の向上に努めてまいります。)
※2018 年 3 月以降は見直しを行った推計方法による推計値を用いています。このため過去との比較においては、異なる推計方法で算定し
た推計値との比較となっています。

 

 

全国各地の観光地が混雑するゴールデンウィーク。予約はいつとられているのか?

2019 年のゴールデンウィークは、10 連休となり、大型連休となりました。前号のニュースリリースでも取り上げたように、多くの全国の主要都市では、大変混雑する傾向を示しています。2019 年のゴールデンウィーク期間中に、約20 万人以上の宿泊が予想されている大都市(札幌市、東京都、名古屋市、大阪市、福岡市)を対象に、いつごろから宿泊予約がとられているのか、その傾向を見てみます。

 

 

約 20 万人以上の宿泊が予想されている各大都市への宿泊予約は、概ね半年前の 11 月頃から徐々に予約され、年が明けると急速に増加する傾向にあります。但し、札幌市と福岡市では、東京・名古屋・大阪といった本州の大都市に比べ、やや早めに予約されている傾向にあります。札幌市は、1月中に予約のピークを迎え、その後はやや減少しています。福岡市は、他都市に比べてやや早めの予約が入り始める傾向にあります。各都市の宿泊予約者の居住地を見ると、関東圏からが多く、長距離移動が必要とされます。このため、移動に必要な飛行機のチケットの予約も必要となることが要因として想定されます。

■大都市への宿泊予約の推移

概ね半年前の 11 月頃から徐々に予約が入り始め、札幌市を除いては、GW に向けて急速に予約数が増加しています。

■大都市への宿泊予約の推移(累計)]

 

 

 

 

 

 

 

各都市の予約数は、3月末時点で総数に対し、概ね90%を超える予約が入っています。
※2019 年 4 月 17 時点の集計値

■東京都における各連休の日別予約数の推移(累計)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

GW期間中、非常に宿泊者数の多い東京都について、昨年度の連休における宿泊予約の傾向について見てみます。2018 年度のGWは連休が2つに
分かれ、シルバーウィーク(SW)と同様の3~4連休となりました。このためか、2019 年度の GW よりも宿泊予約の出足はやや遅れ、90 日前で約 10%(2019 年は約30%)となっています。これに対し、秋季の各 SW の宿泊予約は、90 日前で 20%前後となっています。GW の宿泊予約は、50 日
前に約 40%に達し、他の SW と同水準の予約状況となっています。
※2018GW(4/28~5/6(中日の平日を含む))、9 月SW❶(15~17 日)、9 月 SW❷(22~24 日)、10 月SW(6~8 日)、11 月SW(23~25 日)

■東京都のGWにおける予約数の推移の年度比較

東京都のGW期間中の宿泊者数における予約数の推移を 2019 年度と 2018 年度を比較すると、2019 年度は 11 月上旬(180 日前頃)から予約が入り始め、一旦は予約数が減少するものの、年明けから徐々に増加し、2 月頃(90 日前頃)から大きく増加しています。2018 年度は、この時点では、期間中の全数に対して日あたり1%未満の推移となっています。2019 年度の GW は大型連休となったことで、早めに予約される傾向が出ています。

 

 

 

 

 

 

 

【東京都における 2018 年・2019 年の GW の日別予約推移(全体数に対する割合)】

 

データ更新日:2019 年4月 17 日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※3月より、見直しを行った推計方法にて算定した推計値を掲載しています。
※データ数が少ないために発生する過度な偏りが見られる地域は、比率表示をしていません。

 

データ更新日:2019 年4月 17 日

※3月より、見直しを行った推計方法にて算定した推計値を掲載しています。
※データ数が少ないために発生する過度な偏りが見られる地域は、比率表示をしていません。

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