日本観光振興協会 2019 年6月下旬週末の観光予報

2019 年6月下旬週末の観光予報 Topics:増加する訪日外国人。訪日外国人に人気の都市はどこ?

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2019.6.4 00:00

2019年5月16 日現在にみる2019年6月下旬週末(6月22 日~23 日)の観光予報は、東京都、名古屋でや や混雑しているものの、全国的に空いている状況が予想されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※混雑率は、観光庁の宿泊旅行調査統計 の稼働率を参考に設定しています。

【東日本】

 

【西日本】

※増減率(対前年):宿泊予想数/前年の宿泊実績数(データ取得方法を変更した過渡期にて、増減率の振れ幅が大きく出る場合がございま す。引き続き推計精度の向上に努めてまいります。) ※2018 年 3 月以降は見直しを行った推計方法による推計値を用いています。このため過去との比較においては、異なる推計方法で算定し た推計値との比較となっています。

増加する訪日外国人。訪日外国人に人気の都市はどこ?

日本政府観光局(JNTO)より、2018年3月の訪日外客数が4 月17 日発表されました。この統計によると2018 年度(4 月~3 月)までの訪日外客数は、3,162万人となり3,000万人を突破し、 年々顕著な増加傾向を示しています。 国別に見ると、上位は、中国、韓国、台湾、香港、及び米国とな っており、アジア圏からの来訪が多くなっています。 では、上位国からの訪日外国人は、日本のどこに泊まっている のでしょうか。観光予報プラットフォームで見てみます。

2018 年度(2018.4~2019.3)における訪日外国人数上位国(韓国、中国、台湾、香港、米国)の宿泊地ランキン グは以下の通りです。 アジア圏の各国からは、ユニバーサルスタジオジャパンが立地する大阪市此花区など大阪の人気が高くなっています。 一方、米国からは、東京での宿泊が多い傾向にあります。また、東京ディズニーリゾートが立地する千葉県浦安市も人 気が高く、韓国以外の国は TOP10 にランクしています。

【2018年度(2018.4~2019.3)訪日外国人数上位国の宿泊地(上位 20 都市)】 ※値は、総宿泊数に対する比率

アジア圏で最も訪日者数の多い『中国』と、遠方の『米国』を対象に、宿泊地として上位に含まれる類似地域の都市(3都市)について、宿泊者の特性が異なるのか、その傾向について比較してみます。

【集計対象都市】

■宿泊日数(2018 年度)

宿泊日数について、中国からの訪日客が1泊・2泊と短期間宿泊が5割以上を占めています。一方、米国からの訪日客は、4泊以上が約5割占めており、比較的長期にわたって、一つの地域に滞在する傾向が高くなっています。

■宿泊単価(2018 年度)

宿泊単価について、中国からの訪日客は、3万円未満が約6割を占めています。一方、米国からの訪日客は、3万円未満が約4割、3万円~7万円未満が約4割となって
おり、やや高額なホテルに滞在する傾向が高くなっています。

■参加形態(2018 年度)

参加形態については、中国からの訪日客は、一人が 13%と低くなっています。一方、米国からの訪日客は、一人が 46%とほぼ半数を占めています。

以上のような傾向は、中国から多くの訪日客が訪れる大阪市の主要区での宿泊者は、観光目的である傾向が強く現れ、一方、米国から多くの訪日客が訪れる東京都の主要区での宿泊者は、ビジネス目的である傾向が強く現れているといえます。

 

データ更新日:2019 年5月 16 日

※2018 年3月より、見直しを行った推計方法にて算定した推計値を掲載しています。
※データ数が少ないために発生する過度な偏りが見られる地域は、比率表示をしていません。

データ更新日:2019 年5月 16 日

 

※2018 年3月より、見直しを行った推計方法にて算定した推計値を掲載しています。
※データ数が少ないために発生する過度な偏りが見られる地域は、比率表示をしていません。

観光予報プラットフォームでは、より精度の高い宿泊データの提供に向け、宿泊取り扱いデータ数の拡充を宿泊取り扱い事業者様の協力を得るべく取り組んでいます。2017 年 11 月からは、これまでに比べ 3 割増とデータ量を増やし、提供しています。
また、広域行政圏などの広域エリアで観光振興に取組む DMO などの支援などを目的に、最大 10 市区町村(県域を越えても設定可)での集計を可能とします。皆様の地域戦略へご活用ください。

※上記プランは全て税別表記。地域の対象は自治体・観光協会・DMO が対象。日本観光振興協会 正会員は1割引。

観光予報プラットフォームでは、日本全体の宿泊データのうち、1 億 2200 万泊以上(2018 年 12 月末現在)のサンプリングデータ(店頭、国内ネット販売、海外向けサイトの販売)を抽出し、宿泊者数実績、予測データを算出しています。データは都道府県または市区町村単位でご利用いただけます。
ご利用可能なデータについては、下記宿泊データ・宿泊予報データの他、それらを活用した集計プラン(エリア指定、任意項目のクロス集計データ等)や地域加工データ(宿泊データより細かく集計した詳細データ等例:市区町村別平均宿泊料の集計・属性分析・来訪者ランキング等)をご提供しています。お気軽にご相談ください。

観光予報プラットフォームとは、2013 年 1 月 1 日以降の約 1 億2200 万泊(2018 年 12 月末現在)の旅行、宿泊関連の実績データと現在から 6 か月先までの予約状況、および中央省庁、自治体、観光関係組織・団、民間企業が公開または保有している観光に有効なデータを元に、「地域事業者や施策を計画する方」に「事業に有効な最新データ」を多言語で提供するプラットフォームです。

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日本全体の宿泊実績データの中から、約 1 億 2200 万泊(2018 年 12 月末現在)匿名加工情報データ(旅行会社店頭、日本語ネット販売、外国語ネット販売)を元に、宿泊者数の実績、予測データを算出しています。

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