ダイドー 600株式会社への出資および業務提携契約の締結について

もっと身近で毎日の生活に役立つ自販機にイノベーションを!

PR TODAY

2019.4.25 00:00

ダイドーグループホールディングス株式会社(本社:大阪市北区 代表取締役:髙松 富也)は、キャッシュレス無人コンビニを展開する 600 株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役:久保 渓)に対し 3 億円を出資するとともに、子会社のダイドードリンコ株式会社と同社との業務提携契約を締結いたしました。


600 株式会社(以下、600 社)は、オフィス向け無人コンビニ「600」を運営するスタートアップ企業で、独自に開発した自動販売機(以下、自販機/写真参照)において、必要な商品をキャッシュレスで購入することができるクレジットカード決済と、商品の売れ行きなど利用ユーザーの動向を定期的にレポーティングして、データに基づいた改善が可能なことが特徴です。また、導入先それぞれの要望による品揃えのカスタマイズも可能であり、新しいユーザー体験・最先端の購買体験を提供しています。
創業者の久保氏は、シリアルアントレプレナー(連続起業家)としても著名であり、キャッシュレスに対する専門的知見や技術を有しています。
また、「600」のサービスは、開始から間もないにも関わらず社会の大きな注目を集めるなど、同社の将来性や成長性に大きな可能性を感じております。

ダイドードリンコと 600 社との業務提携によって、法人向けの営業活動において協力し合うことで、両社の自販機の設置拡大につなげるとともに、600 社のもつキャッシュレス技術や購買データ分析ノウハウ等と、ダイドードリンコがもつ自販機ビジネスのノウハウを融合した新たなサービスを開発することで、お客様にとってより身近な存在として自販機の新たな価値を提供することも可能になると考えております。

当社では、今回の資本業務提携を通じて、“もっと身近に毎日の生活に役立つビジネスへ進化させる”という 「グループミッション 2030」の基本方針に基づき、自販機ビジネスのイノベーションを実現してまいります。

600 株式会社について 

設立年月 2017年6月
所在地 東京都渋谷区千駄ヶ谷 5丁目 21 番 2 号 スペース 9
代表者 代表取締役 久保 渓(くぼ けい)
事業内容 無人コンビニの製造・販売・運営

 

600 社の提供するサービス内容

サービス概要

無人コンビニ「600」(ろっぴゃく)は、RFID(※)タグを利用した商品管理を行い、キャッシュレスで利用できる、オフィス向けの無人コンビニで、2018 年 6 月 18 日に正式展開を開始しました。専用端末へクレジットカードを通し、好きな商品を取り出すだけで、料金は自動でクレジットカード決済になります。オフィスビルのエレベーターや、ランチタイム時のコンビニなどでの行列で発生するタイムロスを無くし、業務時間の効率化を図ることができます。また、無人コンビニ「600」は、お客様一人ひとりに寄り添うコンシェルジュのような存在でありたいという考えから、従業員の方からのリクエストと購買データを元に 100 社 100 通りの品揃えを提供しています。
(※)RFID(Radio Frequency IDentification)は、ID 情報を埋め込んだ RF タグのデータを、電波などで非接触で情報をやりとりするもの。

購入方法

専用端末にクレジットカードを通し、販売機のドアを開けて好きな商品を取り出す。
ドアを閉めると商品の RFID から自動的にどの商品が選ばれたかが検知され、専用端末をタップして決済が終了

データ活用

LINE@や Slack などのコミュニケーションツールを通して、導入企業の社員が商品の要望を 600 社に直接送ることもできる。また、各企業に商品の売行きや、どのユ
ーザーがどれほど利用しているかなどの購買データも導入企業へレポート。