本とバラを贈り合うスペイン・カタルーニャの伝統「サン・ジョルディの日」イベント開催

4月23日、「サン・ジョルディの日」イベント。インスティトゥト・セルバンテス東京、カタルーニャ州政府観光局と共催の日本・カタルーニャ友好親善協会会長として新東通信会長谷喜久郎がご挨拶しました。

株式会社新東通信(本社:東京・名古屋)会長兼社長の谷喜久郎は、423日(土)、日本・カタルーニャ友好親善協会の会長として、「サン・ジョルディの日」イベントでご挨拶しました。このイベントは、インスティトゥト・セルバンテス東京、カタルーニャ州政府観光局、日本・カタルーニャ友好親善協会による共催、現地「インスティトゥト・セルバンテス東京」会場とオンライン中継とを併せて開催しました。

日本・カタルーニャ友好親善協会谷会長は「私どもは1986年に日本で初めてサン・ジョルディを紹介し、サン・ジョルディの日を通じてカタルーニャとの文化交流を展開してまいりました。これからもカタルーニャを盛り上げる活動を行ってまいります。」とご挨拶しました。

 会場では、サン・ジョルディ伝説の紹介、東京工芸大学准教授山村健氏による講演会、山田チカラシェフによるクッキングショウ、バルセロナ留学の体験談、作曲家ガスパール・カサドーのミニコンサートが次々と展開されました。バルセロナからのライブ中継では、ランブラス通りに立ち並ぶ本の市の様子やカタルーニャ語での市のスタッフとの会話、今年のバラの値段などの紹介もあり、現地ならではの情報と盛り上がりを伝えました。

 国際連合教育科学文化機関(UNESCO)がカタルーニャからの提案に基づき、この日を「世界図書・著作権デー」に定めたこともあり、株式会社新東通信では、オリジナル企画「サン・ジョルディ・ナレコミュ(Sant Jordi Knowledge Communication)」を実施。従業員へ図書カードを配布し、読書で知識を得ると共に、従業員同士がオンライン上で読んだ本の書評をアウトプットし、相互コミュニケーションを図る活動を通じ、サン・ジョルディの日を大切に迎えました。