沖縄で広告会社の全国ネットワーク「メイシス」全国大会開催

基調講演は株式会社YeeY共同創業者/代表取締役 島田由香氏による「Well-beingな未来へ」

 6月24日(金)沖縄県那覇市「那覇文化芸術劇場なはーと」で第22回メイシス全国大会が開催、14社約200人の関係者が参加しました。

 メイシス株式会社代表取締役社長/株式会社新東通信代表取締役会長兼社長の谷喜久郎が開会挨拶。「地方の仕事は、中央の会社ではなく、我々地方の会社が担っていこう。メイシスのような組織は他にはない。誇りと自信をもって行動していこう」と参加者に訴えました。

 基調講演は株式会社YeeY共同創業者/代表取締役 島田由香氏が「Well-beingな未来へ~これからの時代のもっとも大切なカギ~」をテーマに、より良い、より強い日本をつくるためにも、ウェルビーイングが欠かせないと熱く語りました。ウェルビーイングとは、人が身体的にも精神的にも社会的にも良い状態、つまり「幸福」な状態を表す言葉で、島田氏は日本企業のウェルビーイング経営実現や地域住民のウェルビーイングを高める仕組み作りにも貢献しています。

 第20回メイシス賞では、株式会社新東通信と共同ピーアール株式会社による「CAVA DISCOVERY WEEK #1」と株式会社アドマックの「ぐいっと石川 地酒キャンペーン」が準グランプリ、株式会社新東通信の「チームあいち元気アクション」が特別賞を受賞。第7回メイシス・ビジネスデザイン賞には、株式会社第一広告社の「芭蕉の辻プロジェクト」が特別賞を受賞しました。

【田中里沙 審査委員長 CAVA DISCOVERY WEEK #1 寸評】
美味で歴史あるお酒ですが、特定層に愛飲されるという存在だったCAVAが、ローカルならではの特有性、限定性を銀座と組んで訴求し、その価値を高めるという練られた企画が秀逸でした。コロナ禍の飲食店応援にもなり、ファンが増え、成果も出て継続されるとのこと。強固な繋がり、絆を構築するこのグローカルモデルは、さまざまに水平展開できると思います。

 

 株式会社宣伝創業会長 安里繁信による閉会挨拶の後「うみそら公園内リゾートマジック」で行われた懇親会では海に沈んでいく太陽を見ながら、各社が交流を図ることができました。来年は株式会社ニューズアンドコミュニケーションズが担当し、広島で開催される予定です。