株式会社新東通信(本社:東京・名古屋、代表取締役社長:谷鉃也、以下「新東通信」)は、2025年度の入社式を納屋橋劇場で開催しました。
入社式では、七福神の衣装を着た新入社員が船に乗って納屋橋に登場し、一人ずつ垂れ幕を掲げ、船上で決意表明を行うことで、新東通信の「何かおもろいことないか」という精神を、コミュニケーションを通じて体現しました。
新東通信にとって、新入社員は「七福神」のように会社に福を運ぶ宝のような存在であり、大きな期待と希望を寄せています。今回の入社式では、七福神になぞらえた新入社員が宝船(クルージング)に乗って登場することで、新東通信の船(会社)に乗り込む社会人として「新たな船出」として新しい価値観の航海、未来への出発を体感してもらいました。
コミュニケーション事業会社として「枠にはまらない」入社式を開催することで、新入社員に「社会的に自己実現を図るおもしろ集団」として、どんなことにも前向きに挑戦できる会社であることを感じてもらうことを意図しています。
新東通信は、名古屋に本社を置く独立系総合広告会社として、地域全体の地方創生活動を推進し、今後も持続可能な発展に貢献してまいります。
■谷会長メッセージ(要旨)
本日、皆さんをお迎えできることを、心から嬉しくありがたく思っています。
今年は、昭和でいうと昭和100年。私が広告業界に入って63年になります。
私がこの世界に飛び込んだのは「何かおもろいことないか」の一言に尽きます。その思いを胸に、広告業界一筋で63年この仕事をやれて良かったと心からしみじみと感じています。
「今までで一番良かったことは?」と聞かれたら、私はこう答えます。「今が一番良い。そして、明日はもっと良くなるはずだ。」これが、私の正直な気持ちです。
仕事に携わる以上、好きにならなければなりません。これは、いわば恋愛と同じです。
好きにならなければ、良い関係は生まれません。だからこそ、まずは好きになること。それが、道を切り開く鍵になります。
これまで仕事を行う上で、反省する事も、失敗する事も、嫌な事もありました。しかし、後悔したことは一度もありません。
そもそも、私は「嫌なこと」として受け止めたことがないのです。
好きな仕事をしているのだから、それは当然のことだと気楽に考え、例え嫌なことがあったとしても「これは楽しいことだ」と自分に言い聞かせましょう。
朝起きたら、鏡の前で、たとえ嘘でも良いので、にっこり笑いましょう。笑顔を作ると、人間の脳は騙されるんですよ。
仕事をするということは、皆さんが一流の役者として舞台に立つということです。
「自分は一流のスターだ!」という気持ちで、演じ切ってください。
心から楽しく、心から「これが天職だ」と思えるような出会いはなかなかありません。
しかし、新東通信に入ったからにはこの仕事に惚れてください。
「何かおもろいことないか」を自分で生み出し「おもろい」を極めてください。
さあ、役者でいきましょう。
頑張ってちょうだい!
■谷社長メッセージ(要旨)
新東通信の原点である「何かおもろいことないか」
その「おもろいかどうか」を決めるのは、皆さん自身です。世の中が自分に合わせてくれるわけではなく、むしろ、今の環境を楽しめる人こそが、成長していくのです。
例えば、現在アフリカと日本で幸福度調査を行うと、アフリカの方が幸福度が高いという結果が出ることがあります。
一般的に考えれば、日本の方が安全で、食べ物もおいしく、所得も高い。
それでもアフリカ幸福度が高いのは「幸福とは、その人の感じ方次第だから」です。
今ある状況を楽しみながらさらに上を目指せる人こそが本当に強い人ですし、そういう人が成長していきます。
今日の七福神をテーマとした入社式は、まさに“今ある状況を楽しんでいる企画”になっていたと思います。
改めまして、入社おめでとうございます。
一生の仲間として、共に頑張っていきましょう!
■梅村副会長メッセージ(要旨)
皆さん、入社おめでとうございます。
皆さんが船に乗り、七福神の恰好で登場した時は、まさに「何かおもろいことないか」という精神そのものでした。
私が新東通信に入社し、仕事を任されて一生懸命取り組んできた当初は、正直なところ苦しいこともありました。しかし、そうやって積み重ねてきた経験が今の自分につながっているのだと思います。
この業界で40年以上仕事をしてきましたが時代を駆け抜けるような感覚を持ち続けてきました。
時間はどんどん過ぎていきます。
だからこそ、皆さんにはこの先を引き継ぎ、さらに発展させてもらわなければなりません。
今日、最初はどうなるかわからない中でも、堂々と話す皆さんの姿を見てとても安心しました。
さて、本日の司会者は、新東大阪の2年目社員です。
彼は、大学時代に放送部で活躍した経験があり司会を行い、実際の業務でも経験を活かしています。これも一つの自己実現の形です。
皆さんも自己紹介で話していたように、自分の特性や個性を活かしながら「自分という存在をどう活かせるか?」を考え、仕事に取り組んでください。
仕事への向き合い方で、人生は大きく変わります。仕事を通じて社会と関わり合い、仕事への考え方や取り組み方が人生そのものを変えるのです。
最後に皆さんに伝えたいのは、チャンスは自分でつかみ取るものだということ。それを活かすも、無駄にするも、自分次第です。
皆さんが、これから、「神」入社員として活躍してくれることを期待しています。