多様な人が働きやすい松戸 外国人オーナーのお店紹介

松戸市では、外国人住民登録者数が1万6千人余り^※となっており、世界の多様な文化に触れる機会を創出するなど、多文化共生のまちづくりを推進しています。

そんな松戸市に他国から移住し、自身でこの地にお店をオープンしたお二人にスポットを当て、インタビューを通じて松戸市が持つ多様性に富んだ人と街の魅力を、お店の紹介とともにお伝えします。

※本資料内の情報は、2023年3月24日現在のものです。

（１）brunch café UALLEY（ブランチカフェ　ユアリー）
【3/27プレオープン！オーストラリアスタイルのブランチカフェ】

「brunch café UALLEY」は、3月２7日（月）にプレオープン※するオーストラリアスタイルのブランチカフェです。ヨーロッパやオーストラリアなどで修行した韓国出身の本格派シェフ・Aron （アロン）さんが、オーストラリアのブランチでは欠かせない自然酵母の「サワードウ」というパンをベースに、松戸の食材など日本の食材を使った、色鮮やかで、見た目もおいしくてヘルシーなメニューを提供する朝の出勤前にコーヒーやランチをテイクアウトするのにもぴったりの、毎日通えるデイリーフードカフェです。お店は古民家を改装したおしゃれなカフェになっています。
※3/27～ドリンク提供、フード提供は4月下旬～予定

※フードイメージ

＜オーナー兼シェフ：Aronさん　インタビュー＞
–松戸にオープンしたきっかけは？
20歳からシェフとしてヨーロッパやオーストラリアで働いてきました。オーストラリアは、コーヒーとブランチ文化が発達しており、様々な国の文化が交わったメニューが特徴です。いつかオーストラリアで自分のお店を持ちたいと思っていた中、妻との結婚を機に、2021年７月に日本に住むことになりました。

日本での出店のため、いくつかの場所を探しましたが、今回出店する松戸の古民家の雰囲気がとても気に入り決めました。また古民家に至る小道が、ヨーロッパのマルタ共和国で働いていた時に好きだった、おいしいお店やかわいいお店が立ち並ぶ裏通りの雰囲気に似ていたことも決め手となりました。松戸市はオーストラリアのホワイトホース市と姉妹都市ということもあり、オーストラリアスタイルのお店を出すにはぴったりだと思いました。

–松戸の魅力とは？
松戸はネギをはじめ地元で採れる野菜の種類が多く、質も高いため、シェフとしておいしい料理を提供するには、理想的な場所でした。私は外国人なので交渉などで苦労することもあるのですが、松戸で出会った方はとても親切で、他の文化に興味を持って接していただく方が多かったです。外国人の私にも親身になって開業に向けたサポートをしてくださったことも松戸に決めた理由です。街に早くなじめるようにパーティーに呼んでくださったり、私を仲間に入れていただけるように接してくれたのがとてもありがたかったです。

–お客様にメッセージをお願いします。
地元・松戸の方に愛されるようなお店になっていけたらいいと思っています。ぜひご来店いただき、本場オーストラリアの料理とドリンクを楽しんでください。

＜店舗情報＞※営業日や営業時間はInstagramをご確認ください。
所在地：松戸市本町10-3　●電話番号：080-5613-7099　●営業時間：７時30分～18時（予定）　
定休日：日曜（予定）　　●アクセス：JR線・新京成線「松戸」駅から徒歩約5分
Instagram: @ualley.official　

（２）SWEET DIARY（スイートダイアリー）
【中華菓子と洋菓子の専門店】

 「SWEET DIARY」は、2022年8月にオープンした洋菓子作りの手法を活かした手作り中華菓子と洋菓子の専門店です。千葉の有名洋菓子店で修業したパティシエで中国・福建省出身の張文亜（チャン・ウェンヤー）さんが、洋菓子の手法を中華菓子作りにも取り入れた新しいスイーツが魅力です。

看板メニューは、「デンブケーキ」「パイ包み」「特別ホールケーキ」です。「デンブケーキ」は、お肉とケーキを合わせた中国で話題のケーキ で、甘しょっぱい味が特徴です。日本の方には初めての味のようで好評です。「パイ包み」は、お饅頭のようにパイにあんこなどを包んだお菓子で、緑豆ケーキやダンファスなど色んな味があります。「特別ホールケーキ」は、お誕生日やお祝いなどでオリジナルのケーキをプレゼントしたいというお客様向けのケーキです。松戸はお子さんのいるお客さんも多く、人気商品となっています。
また、季節限定の月餅は、洋菓子の手法を取り入れたオリジナルレシピで、今までにない味が人気。月餅目当てに県外から足を運ぶ人もいます。

＜オーナー兼パティシエ：張文亜さん　インタビュー＞
–松戸にオープンしたきっかけは？
２０１０年に、留学生として日本の文化を学ぶために来日しました。そこでもともと好きだったケーキ屋さんでアルバイトをしたことがきっかけで、ケーキ作りに本格的に興味を持ちました。千葉の有名なケーキ屋さんでアルバイト時代も含めると5年間パティシエの修業をしました。
その後、結婚・育児を機に新居を探す中で、子育てがしやすく、東京にも行きやすいという点に魅力を感じて松戸市に引っ越してきました。育児が少し落ち着いてきたところで、いつか持ちたかったケーキ屋さんを松戸で開くと決め、2022年8月にお店をオープンしました。

–松戸の魅力とは？
実際に住んでみると、外から来た私たちに松戸市の色々なことを親切に紹介してくれる人が多く、すぐになじめたのが良かったです。近くに公園や学校、図書館も多く道路も広いので、働く母親として子育てや生活もとてもしやすいです。
またお店をオープンする際も、内装を決める際に困っていると、近くの美容室のオーナーさんや他のお店の方が色々とサポートしてくれて助かりました。住み始めた時もそうでしたが、松戸には親切な方が多く、新しく何かを始める方を応援する風土があるように感じます。

–お客様にメッセージをお願いします。
松戸の皆さんに愛されるお店を目指します。美味しいお菓子をぜひ食べに来てください。

＜店舗情報＞
所在地：松戸市根本3-12　　●電話番号：047-706-8863　　●営業時間：11時～１９時　　
定休日：火曜　　●アクセス：JR線・新京成線「松戸」駅から徒歩約5分　
HP：https://www.instagram.com/sweetdiarymatsu