PR総研所長 池田健三郎、大西一史 熊本市長と対談

2020年3月25日

PR総研所長の池田健三郎は、熊本市役所を往訪し、大西一史・熊本市長、遠藤洋路・教育長と対談しました。

SDGsを推進するPR総研では、持続可能な社会を目指す活動の一環として、次代を担う子供たちの健康福祉を増進する政策の研究と実践を進めています。

今回は、子供の未病対策や救急医療対応の面で既に先進的な政策に取り組み、着実に成果を挙げている大西一史市長とPR総研所長・池田健三郎が対談し、現下のコロナウイルス対策をはじめ、子供の健康福祉政策のあり方について包括的かつ活発な意見交換を行いました。

対談は、地震による損壊からの復旧作業が急ピッチで進む熊本城を眼前にのぞむ市長室にて行われました。

席上、大西市長は、自身が選挙において掲げたマニフェストにおいて、教育・子育ての拡充を重点項目としていることから、具体的な自治体経営における問題意識を披歴され、それをもとに議論が進められました。

中でも、緊急時における物的・人的資源配分や財源に対する考え方、国会が全会一致で成立させた生育基本法を今後、いかに自治体行政の中で具現化していくか等については、とくに活発な意見が交わされたところです。

今後は、医療および学校保健分野等の専門家も交えつつ、熊本市の実情を踏まえたより実際的な政策づくりが重要という点で意見が一致し、庁内での勉強会実施等を通じて市の担当者レベルの知見向上等を図ってはどうかと所長の池田より提案、大西市長もこれを快諾しました。

さらに大西市長との面談に続いて、同市教育委員会の遠藤洋路 教育長とも対談し、教育行政の現場における視点から捉えた課題等についても意見交換を行いました。

PR総研は、今回の対談を受けて、すでに成立をみている生育基本法の理念を具現化し、熊本市の子供たちの健康が増進できるよう、同市の具体的施策の充実に繋がる協力を可能な限り行っていくことにしています。