人気の冷凍パン2商品をRSPO認証のパーム油へ切り替え

~コープ商品初のセグリゲーション(SG)ランク認証商品~

 日本生活協同組合連合会(略称:日本生協連、代表理事会長:土屋敏夫)は、コープ商品のエシカル消費対応の取り組みの一環として、人気冷凍パン「COOPMANTINGA バター入りハーフバゲット」および「COOPMANTINGA ミニフレンチロール」に使用している原料マーガリンのパーム油を、SGランクのRSPO 認証パーム油に切り替え、202211月より順次発売します。

 日本生協連では、RSPORoundtable on Sustainable Palm Oil:持続可能なパーム油のための円卓会議)が定めたRSPO認証パーム油の利用を拡大しています。

 2030年に向けた各原料資材等の持続可能な調達目標を定めた「コープ商品の2030年目標」1の中で、コープ商品に使用するパーム油の100%を持続可能なパーム油に切り替えた認証品とし、そのうち50%以上を物理的認証油2の調達とすることを掲げています。

【補足】パーム油には3つの認証モデルと1つのクレジットモデルがあります。詳細は2ページ目をご覧ください。
それぞれのRSPO認証のランクは、アイデンティティ・プリザーブド(IP)>セグリゲーション(SG)>マスバランス(MB)>ブックアンドクレーム(B&C) となります。

1 コープ商品の2030年目標 https://jccu.coop/jccu/sdgs/
※2 マスバランス(MB)以上のモデル。

商品の概要

  • ● COOPMANTINGA バター入りハーフバゲット
  • ● COOPMANTINGA ミニフレンチロール

  •   農業が盛んで、紀元前1世紀からパンづくりの歴史がある北欧リトアニアの自然豊かな環境で発酵・焼成・冷凍技術に優れた工場で焼き上げました。ヨーロッパ産の小麦を使用し3、オーブントースター調理で外はカリッと中はふんわりソフトな焼きたてのおいしさが味わえます。

3 COOPMANTINGA ミニフレンチロールは小麦とライ麦を使用。

商品の特徴
● コープ商品で、初めてRSPO 認証パーム油セグリゲーション(SG)ランクを使用した商品を発売

  RSPO認証商品は、現在50商品ありますが、ブック&クレーム(B&C)ランクのクレジット、マスバランス(MB)ランクいずれかのRSPO認証マークを使用しています。今回の「CO・OP&          MANTINGA バター入りハーフバゲット」と「CO・OP&MANTINGA ミニフレンチロール」は、コープ商品で、初のセグリゲーション(SG)ランクを使用した商品であり、コープ商品のエシカル消費の取り組みを更に加速させます。

日本生協連は、今後も環境や社会に配慮し、豊かな食と地域のつながりをつくる、エシカル消費対応商品の開発と普及に努めてまいります。