日本生協連、2022年度「子どもの貧困」支援活動への応援助成贈呈式を開催

~地域で子どもたちを支える13団体への助成を決定~

日本生活協同組合連合会(略称:日本生協連、代表理事会長:土屋敏夫)は、2023314日(火)に2022年度「子どもの貧困」支援活動への応援助成贈呈式を開催しました。

「子どもの貧困」支援活動への応援助成は、日本生協連の通販事業「くらしと生協」と、貧困をはじめとする子どもの問題を社会の問題としてとらえ、学び、考えることから、共感の輪を広げていく運動「子どもの未来アクション」が連携して2020年度から開始したもので、今年度は3年目となります※1。「経済的な問題だけでなく、虐待・孤立などの家庭的な問題、関係性や機会の貧困など様々な困難に苦しむ子どもたちを地域で支える活動」を助成の対象としています。
※1 2019年度までは「くらしと生協」30周年記念事業の寄付プロジェクト「福島子ども子育て応援」として3か年実施。

2022年度は、厳正な審査を経て、32団体の応募の中から13団体へ合計402万円の助成が決定しました。選考のポイントである①実現可能性と継続性②実績や協力団体との連携、地域住民のボランティアの巻込状況など③地域のバランス(広く全国に助成できるように考慮)④子どもの未来アンバサダー※2としての実績および活動予定など(新規登録団体については、今後の取り組み参加への予定を基に選考)⑤SNSなどを用いた地域への活動内容の発信力の5点を中心に厳正な審査を行いました。
※2 本アクションの主旨に賛同し、この取り組みを行うために登録した個人。登録者数:1,005人(2023年2月時点)

贈呈式は、会場とオンラインをつなぐハイブリット形式で開催し、助成先団体への目録・賞状の贈呈のほか、助成先団体の代表者による活動内容の紹介が行われました。式典後、情報交換の場として懇親会を行い、団体間の交流を深めました。

日本生協連は、今後もさまざまな団体と協力しながら、子どもの貧困問題を地域で考え理解を深める取り組みを広げてまいります。

2022年度子どもの貧困支援活動への応援助成贈呈式 概要】

日時:2022314日(火)15:0015:50
会場:コーププラザおよびオンライン
内容:
・開会挨拶
・助成先団体の発表
・助成先団体活動報告
・代表団体への目録贈呈
・審査委員からの総評
・閉会挨拶

コーププラザでの贈呈式の様子

オンラインで参加した助成先団体