主要地域生協の2月度供給高(売上高)速報

~総供給高は5カ月ぶりに前年割れ~

日本生活協同組合連合会(略称:日本生協連、代表理事会長:土屋 敏夫)は、全国65主要地域生協の2023年2月度の供給高(売上高)の速報をまとめましたので、ご報告いたします。

■全国主要地域生協20232月度供給高・前年比(対象生協数65

※供給高とは売上高や販売額のことです。
※その他供給高は、店舗・宅配いずれにも分類できない供給(灯油・葬祭など)を計上しています。
※構成比は小数第二位を四捨五入しています。
※今回記載の過去月度の前年比は確定値です。先月以前のリリース記載の前年比(速報値)とは若干異なっておりますので、ご了承ください。

■今月の特徴
〇2月度の総供給高は、前年比98.0%で5カ月ぶりに前年割れとなりました。物価上昇が続く中、買い控えの傾向が一層強まった結果とみられます。
〇店舗は、前年比98.9%で前年割れでした。節約志向の一層の高まりによる買い控えで、2月以降は客単価が前年を下回る傾向となりました。部門別では、総菜、日配品は前年超えだったものの、全部門で後退傾向となっています。一方、節分関連品は好調でした。
〇宅配は、前年比97.3%で前年割れでした。物価上昇に加えて、昨年同時期のまん延防止等重点措置による伸長への反動がありました。部門別では、衣料品・住関品の落ち込みが大きくなっています。