成田市社会福祉協議会への千葉県産米寄贈式を開催

コロナ禍の生活困窮者への支援 日本の米づくりの応援 47団体へ年間計200トン寄贈

生活協同組合コープみらいは、コロナ禍で困難を強いられている生活困窮者への支援と日本の米づくりの応援を目的に、2022年3月より1年間を通し、約200トンのお米を地域の社会福祉協議会、フードバンクをはじめ、生活困窮者へ食料支援等を行っている団体へ寄贈しています。

本日6月3日(金)、社会福祉法人成田市社会福祉協議会(本部:千葉県成田市、会長:山田 三雄 様)への千葉県産米寄贈式を開催し、5キロ米20袋、合計100キロのお米を寄贈しました。


成田市社会福祉協議会 山田会長(左)、コープみらい 永井副理事長

寄贈したお米は、成田市生活支援窓口や市内子ども食堂等へ無償で提供されます。

登壇者のコメントは以下の通りです。

【社会福祉法人成田市社会福祉協議会 会長 山田 三雄 様】
コープみらいの地域福祉への理解を得てこの取り交わしができますことに、大変、感謝しております。成田市は新型コロナウィルスの影響を受け空港関係をはじめとする企業や観光業等に外国籍市民が非常に多く、生活に困窮する世帯もそれに比例して多い状況でございます。昨年度から成田市社会福祉協議会はフードパントリーを開始し、ひとり親世帯等をはじめとする生活が困窮する世帯の一助となるよう無料で食品等の配布会を行っています。この度の取り交わしをきっかけに様々な連携が今後できると考えており、また、心強くもあります。安心できる福祉のまちづくりによりいっそう取り組んでまいりたいと思います。

【生活協同組合コープみらい 副理事長 一般財団法人コープみらい社会活動財団 理事長 永井 伸二郎】
コープみらいは、宅配や店舗、福祉などの事業と合わせて、協同と助け合いの精神で様々な社会貢献活動や地域の困りごとの解決などの取り組みを進めています。宅配を中心に、多くの組合員にご利用をいただいた結果、剰余金を確保することができました。これを、内部だけでなく社会に還元するために、コロナ禍の中で困難な生活を強いられている方々へのお米の寄贈に取り組むことになりました。コープみらい全体で今年3月から開始しておりますが、本日より、年間を通じて寄贈を続けていきたいと考えておりますので、是非、ご活用いただければと思います。また、今回の取り組みは、お米の生産者への支援ということも考えております。お米の消費量が年々減り続け、コロナ禍で外食需要が減っていく中、お米の寄贈をきっかけに日本の農業の応援につながることを期待しております。コープみらいは「未来へつなごう」をスローガンに、今後も様々な課題解決と持続可能な社会に向けての取り組みを進めています。本日をきっかけに、成田市社会福祉協議会様とも様々な取り組みを連携していければと考えております。

コープみらいは今後も積極的に生活困窮者の支援、日本の米づくりの応援を行ってまいります。

お米寄贈の概要

寄贈品: コープ指定の産直産地の2021年産米(2022年度途中からは2022年産米)
千葉県内の支援団体へは千葉県内の産直産地のお米を中心に寄贈
寄贈規模: 約200 トン(5 キロ米で約4 万袋)
寄贈期間: 2022年3月から1年間(毎月2回、年間24回に分けての寄贈を予定)
寄贈先: 千葉県(10団体)、埼玉県(13団体)、東京都(24団体)、合計47団体の各フードバンク・社会福祉協議会等 ※6月以降の寄贈団体を含みます。

<報道関係の方からの取材の申し込み、お問い合わせ先>
生活協同組合コープみらい コープデリ生活協同組合連合会
コミュニケーション推進部  足立、鈴木 TEL:048-839-1430 / FAX:048-839-1859