TCG「マジック:ザ・ギャザリング」、オンラインでの世界大会! 『ゼンディカーの夜明け』チャンピオンシップ 大会レポート

~日本人選手25名が参加!スコットランドのブラッド・バークレイ選手が王者に~

Wizards of the Coast LLC(本社:アメリカ合衆国ワシントン州レントン、CEO:Chris Cocks)は、トレーディングカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング(以下、マジック)」のデジタルゲーム版「マジック:ザ・ギャザリング アリーナ(以下、MTGアリーナ)」による競技マジ…

Wizards of the Coast LLC(本社:アメリカ合衆国ワシントン州レントン、CEO:Chris Cocks)は、トレーディングカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング(以下、マジック)」のデジタルゲーム版「マジック:ザ・ギャザリング アリーナ(以下、MTGアリーナ)」による競技マジックの世界大会「『ゼンディカーの夜明け』チャンピオンシップ」を、太平洋標準時の2020年12月4~6日にオンライン上にて開催いたしました。

今大会にはMTGアリーナ上で開催された『ゼンディカーの夜明け』予選ウィークエンドの突破者やプロリーグ所属選手、前シーズンのハイレベル競技イベントにおける上位入賞者、日本選手権2020秋の優勝者ら計183名が参加。3日間にわたる激闘の末、スコットランドのブラッド・バークレイ選手が優勝し賞金15,000ドル(約160万円)を獲得しました。

『ゼンディカーの夜明け』チャンピオンシップ優勝者 ブラッド・バークレイ選手

また今大会では英語版生放送と共に、日本語による公式生放送を実施。日本人トップレベルプレイヤーやプロリーグ所属選手たちの解説のもと、多くの視聴者が競技マジックの頂点とも言えるイベントを観戦しました。

『ゼンディカーの夜明け』チャンピオンシップ イベント特設ページ

https://mtg-jp.com/coverage/znrchamps/

『ゼンディカーの夜明け』チャンピオンシップ ロゴ

イベント:『ゼンディカーの夜明け』チャンピオンシップ

開催期間:2020年12月4~6日の3日間(太平洋標準時)

参加者数:183名(招待制)

賞金総額:250,000米ドル

優勝賞金:15,000米ドル

「『ゼンディカーの夜明け』チャンピオンシップ」は最新のスタンダードセットにあわせて開催される大型イベント「セットチャンピオンシップ」です。本大会には予選ウィークエンドの突破者やマジック・プロリーグ(以下、MPL)およびライバルズ・リーグ(以下、ライバルズ)の所属選手、前シーズンに行われたプレイヤーズツアーファイナルおよびミシックインビテーショナルの上位入賞者、日本選手権2020秋を含む各種イベントの権利獲得者ら計183名が参加し、MTGアリーナ上にて3日間にわたる対戦を行いました。

MTGアリーナ ロゴ

今大会のフォーマット(レギュレーション)は「ヒストリック」および「スタンダード」による混成形式。ヒストリックはMTGアリーナに実装されているすべてのセットのカードから、スタンダードは直近約2年以内に発売されたスタンダードセットのカードから、60枚以上のデッキを構築して対戦を行うフォーマットです。

今回日本からはMPLやライバルズの所属選手を含む計25名が参加。世界中の強豪たちと熱戦を繰り広げました。

○『ゼンディカーの夜明け』チャンピオンシップ 日本人出場選手(敬称略)

MPL所属選手       :佐藤レイ、八十岡翔太、行弘賢

ライバルズ所属選手   :井川良彦、石村信太朗、熊谷陸、高橋優太、

             原根健太、藤江竜三

それ以外の参加権利保有者:石橋広太郎、彌永淳也、浦瀬亮佑、川田一喜、

             河内佑介、木村浩平、小泉祐真、小坂和音、

             沢田哲志、関桂多、瀧村和幸、藤間崇宏、

             西浦良亮、堀内真、松田幸雄、望月裕貴

■世界中の猛者たちがぶつかりあった『ゼンディカーの夜明け』チャンピオンシップ

DAY1ではヒストリック3回戦、スタンダード4回戦の計7回戦が展開。初日から数多くの熱戦を繰り広げつつ、DAY2進出者は93名まで絞られました。DAY2ではヒストリック4回戦、スタンダード4回戦の計8回戦が展開。多くの強豪プレイヤーが脱落していく中、以下の8名がDAY3の決勝ラウンド(ヒストリック)へと進出しました。

○『ゼンディカーの夜明け』チャンピオンシップ トップ8入賞選手(敬称略)

オータム・バーチェット[MPL](ゴブリン)

ヤン=モーリッツ・メルケル(スゥルタイ・ミッドレンジ)

ブラッド・バークレイ(アゾリウス・コントロール)

ガブリエル・ナシフ[MPL](スゥルタイ・ミッドレンジ)

トマス・ポコルニー(4色ミッドレンジ)

ルカ・マーニ[ライバルズ](4色ミッドレンジ)

ブラッド・ネルソン[MPL](4色ミッドレンジ)

アンドレア・メングッチ[MPL](4色ミッドレンジ)

『ゼンディカーの夜明け』チャンピオンシップ トップ8入賞選手

そして訪れた決勝ラウンド。形式はダブルエリミネーション(2敗で脱落)で行われました。手に汗握る激闘の末、チャンピオンシップマッチ(決勝戦)に進出したのは勝者側ブラケットを突破したブラッド・バークレイ選手、そして敗者側ブラケットを勝ち上がったオータム・バーチェット選手に。通常1マッチ2ゲーム先取で決着となりますが、チャンピオンシップマッチでは2マッチ先取で決着となります。

チャンピオンシップマッチを戦うバーチェット選手とバークレイ選手

性質や方向性が全く異なるデッキ同士での対決となったチャンピオンシップマッチ

ゴブリンデッキという最強の「矛」でここまで上り詰めたバーチェット選手に対し、アゾリウス・コントロールという最強の「盾」をもって臨むバークレイ選手。第1マッチは互いに譲らぬ攻防の末にバークレイ選手が勝利します。そして運命の第2マッチ、バーチェット選手操るゴブリンデッキ特有の圧倒的な展開力に対して、バークレイ選手は全体除去呪文《神の怒り》以外の選択肢を失ってしまいます。しかし、バークレイ選手はそこで運命的に《神の怒り》を引き込むことに成功。そのままゲームの流れを掌握し、見事2マッチを先取したのでした。

ゲームの流れを一変させた元祖全体除去呪文《神の怒り》

まさに「完封」の盤面でトドメを決めるバークレイ選手

 ブラッド・バークレイ選手は『ゼンディカーの夜明け』チャンピオンシップ王者の称号を得ると共に、賞金15,000ドル(約160万円)を獲得しました。

 それぞれの大会の結果や出来事をまとめた記事など、詳しくはイベント特設ページ( https://mtg-jp.com/coverage/znrchamps/ )をご覧ください。また今大会については計3日間、多数の有名プレイヤーをお招きしての日本語生放送をリモートにて実施いたしました。今からでもビデオアーカイブをご覧いただけますので、ぜひご視聴ください。

[Twitch公式チャンネル ビデオアーカイブ]

https://www.twitch.tv/mtgjp/videos?filter=all&sort=time

[YouTube公式チャンネル ビデオアーカイブ]

https://www.youtube.com/c/wizardsmtgjp/videos

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