三菱ケミカルアクア・ソリューションズがJICA-SDGsパートナーに認定

三菱ケミカル株式会社のグループ会社である三菱ケミカルアクア・ソリューションズ株式会社は、MCASが独立行政法人国際協力機構(以下「JICA」)から「JICA-SDGsパートナー」に認定されましたことをお知らせいたします。

「JICA-SDGsパートナー」制度はJICAが本年7月に創設したもので、パートナーに認定された企業・団体のSDGsへの取組強化を後押しするとともに、SDGsを通じてJICAとの連携をさらに促進することを狙いとしています。

MCASではこれまでグローバルに安全・安心な水を供給するための活動を行ってきましたが、今回ケニアで行っている高濁度・水質変動対応型浄水技術普及促進事業についてJICAから上記認定を受けました。
表流水を水源とするケニアの浄水場では雨季に濁度が上昇し、従来型の処理方法では所定の水質が担保できず、さらに都市部では人口増加の影響で水道水の供給量が不足している状況となっています。
MCASの膜処理技術を導入することで、より質の高い飲料水が効率的に得られるだけでなく、従来型の処理設備に比べて省スペースで拡張も容易に行えるようになります。また、気候変動の影響で長期化する雨季の急激な濁度上昇など、気候変動適応対策としても有効な技術です。
この事業を通じて特に、SDGsの6「安全な水とトイレを世界中に」、9「産業と技術革新の基盤をつくろう」、13「気候変動に具体的な対策を」に寄与することが可能です。

MCASでは今後もJICAと連携しながら、安全・安心な水の供給を通して、三菱ケミカルホールディングスグループの目指すKAITEKI実現に貢献してまいります。

<本件に関するメディアからのお問い合わせ先>
株式会社三菱ケミカルホールディングス 
広報・IR室 TEL 03-6748-7140
三菱ケミカルアクア・ソリューションズ株式会社
海外事業推進室 TEL 03-6748—7541