植物由来の素材「BENEBiOL(TM)」が米国のバイオベース製品認証を取得

三菱ケミカル株式会社(本社:東京都千代田区、社長:和賀昌之、以下「当社」)の植物由来のポリカーボネートジオール(以下「PCD」)「BENEBiOL(TM)(ベネビオール)」が、USDA(米国農務省のバイオプリファードプログラムにおいて、バイオベース製品認証を取得いたしましたことをお知らせいたします。

三菱ケミカル株式会社(本社:東京都千代田区、社長:和賀昌之、以下「当社」)の植物由来のポリカーボネートジオール(以下「PCD」)「BENEBiOL(TM)(ベネビオール)」が、USDA(米国農務省のバイオプリファードプログラムにおいて、バイオベース製品認証を取得いたしましたことをお知らせいたします。

BENEBiOL(TM)は、当社の独自技術により開発した世界唯一の植物由来のPCDでポリウレタンの原料となります。BENEBiOL(TM)を使用したポリウレタンは、従来品と比較し、優れた柔軟性や透明性、特徴的な風合いを付与できることから、自動車、家具、アウドドアウェア向けの塗料やコーティング材、合成皮革や人工皮革などに採用されております。

バイオプリファードプログラムは、USDAがバイオベース製品の市場拡大および雇用創出を目的に運用している認証制度で、バイオベース度が既定値を超える製品に対して認証の証明となるラベルの使用を許可しています。
本プログラムにおいて、今般、BENEBiOL(TM)はそれぞれのバイオベース度に応じた認証を取得いたしました。

  

 バイオベース度93%の認証ラベル          BENEBiOL(TM)のロゴ

BENEBiOL(TM)は今回の認証によりUSDAのバイオベース製品リストに加わり、北米を中心に国際的に広く認知されることになります。高い耐久性と植物由来ならではの優れた機能を最終製品に付与して長期間の使用を可能とする特徴を活かし、自動車、スポーツ、アウトドア、ファッション分野での採用拡大を目指してまいります。

当社は今後もBENEBiOL(TM)をはじめとする 植物由来の素材の研究開発を加速させ、持続可能な社会へのソリューションを提供することで、サーキュラーエコノミーの実現に貢献いたします。