植物由来のバイオエンプラ「DURABIO」がガラスと調和する透明吸音パネル「iwasemi RC-α」に採用

  三菱ケミカルグループ※1(以下「当社グループ」)は、植物由来のバイオエンジニアリングプラスチック「DURABIO™(デュラビオ™)」が、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社の透明吸音パネル「iwasemi※2 RC-α(イワセミ アールシーアルファ)」に採用されたことをお知らせします。本製品は2023年5月より販売されています。

 

 DURABIO™は、再生可能な植物由来原料「イソソルバイド」を用いて作られるバイオエンプラで、枯渇資源である石油の消費量を削減できるうえに、原料となる植物が成長過程で二酸化炭素を吸収するため、温室効果ガスの低減にも貢献できる素材です。耐衝撃性、耐傷付き性、透明性に優れ、自動車の内外装部品、光学・電子デバイス部材、日用雑貨など幅広い分野へ展開が進められています。iwasemi RC-αは、粘着テープで会議室やワークスペースなどのガラスにタイルのように貼ることができる新発想の透明吸音パネルです。透明性に優れたDURABIO™を用いることにより、植物由来の素材を使いながら、“ガラスと調和する”高いデザイン性を実現しました。

 

 当社グループは、革新的なソリューションを提供するスペシャリティマテリアルカンパニーとして、これからもDURABIO™の展開を通じ高付加価値な製品を提供するとともに、サステナブルな社会の実現に貢献していきます。
※1三菱ケミカルグループは、三菱ケミカルグループ株式会社とそのグループ会社の総称です。
※2ピクシーダストテクノロジーズ、iwasemiおよびその関連ロゴは、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社の商標または登録商標です。

ご参考
●「iwasemi RC-α」製品サイト:https://pixiedusttech.com/product/iwasemi/rc-a/

●ピクシーダストテクノロジーズ株式会社について
人類と計算機の共生ソフトウェア基盤を構築することを目的として2017年5月に設立されました。世界をデジタル技術の観点から俯瞰し、再び新しい均衡点や平衡点を作り出すべく、現場のデジタルトランスフォーメーションや、物理世界のデジタル化、視聴触覚体験での新価値機軸の創造、デジタルと物理世界を繋ぐインターフェース領域の技術革新に取り組んでいます。

所在地:東京都千代田区神田三崎町二丁目20番5号
代表取締役:落合陽一、村上泰一郎
設立:2017年5月10日
WEBサイト:https://pixiedusttech.com/