屋久島のビーチクリーンイベントに協賛しました
2024.6.20 15:00
三菱ケミカルグループは、化学を基盤とした革新的なソリューションで、人、社会、そして地球の心地よさが続いていくKAITEKIの実現を目指し、生分解性バイオマスプラスチック「BioPBS™」などの事業を通じた社会課題解決の取り組みに加え、事業活動を展開している国々・地域における次世代育成や環境保全など、さまざまな貢献活動を行っています。
2024年4月20日、屋久島で開催された「2024屋久島海祭り&エコフェスタ」でのビーチクリーンイベントに、BioPBS™のコンパウンド「FORZEAS™(フォゼアス™)」を使ったごみ袋を提供しました。屋久島町は循環型社会の構築を目指し、1996年から生ごみの堆肥化に取り組んでおり、BioPBS™を使用したごみ袋で分別回収し、ごみ袋ごと堆肥化しています。このような経緯から、今回のイベントへ協賛することになりました。
樹齢千年を超える屋久杉などからなる原生林で知られる屋久島は、ユネスコの世界自然遺産に登録されて30周年を迎えました。その豊かな自然を守るために、ウミガメの産卵地として有名な永田浜・いなか浜で開催されたビーチクリーン活動には、約1000人が参加し、回収されたごみは、ペットボトルや空き缶のような小さなものから、タンクや釣り具など大きなものまで、トラック30台分、約6トンにも上りました。
当社グループは、これからもBioPBS™の展開を通じ高付加価値な製品を提供するとともに、サステナブルな社会の実現に貢献していきます。
ビーチクリーン活動の様子
大きな漂流ごみがたくさん流れ着いています
回収にはFORZEAS™製の海洋生分解性のごみ袋が使われました(製造元:株式会社キラックス)
イベントでは、地元高校生がBioPBS™を使った紙コップで屋久島産新茶の提供を行いました
屋久島町での生ごみの堆肥化の様子
BioPBS™は、自然界の微生物によって水と二酸化炭素に分解されるため、生ごみが入ったごみ袋ごと堆肥化できます