所得もお小遣いも上がらない国・日本? 約8割がお小遣いUPを今後も見込めない、と予想 若いお父さんは資産形成に積極的

「父の日」を前に、お父さん1,000人に聞きました

 業界最多の講座数を誇る日本最大規模の金融オンラインスクール「グローバルファイナンシャルスクール」(以下略:GFS、東京都港区、市川雄一郎校長)は、6月19日の「父の日」を前に、全国20〜60代で子どものいる既婚男性「お父さん」1,041人に、お小遣いと資産形成についてアンケートを実施しました。

調査サマリー

・お小遣い平均は「38,721円」。 満足額まであと「25,735円」
・これまでも、今後も上がらず「横ばい」が7-8割と最多の回答
・明るい見通しは30代が最多で、資産運用にも積極的

お父さんのお小遣い、これまでも、そして、これからも「横ばい」との回答が圧倒的最多。

 過去2〜3年のお小遣いの増減は、全体で78.4%が「横ばい」と回答。年代別では40・50代が80%を超え、50代で最多の87.3%となりました。今後2〜3年のお小遣いの増減も、全体の73.0%が「横ばい」と回答。昨今、「給与が上がらない国」日本といわれていますが、お小遣いに如実に表れている、といえます。

お父さんのお小遣いの平均は「38,721円」で、50代が平均最多「44,237円」。
しかし全年代共通で、お父さんのお小遣いの定番価格は「30,000円」の傾向?

 お父さんたちのお小遣いの金額を記入式で回答してもらったところ、全年代の平均価格は「38,721円」となりました。年代別では、50代が最も高い平均価格「44,237円」となっていた一方、最も低い年代となったのは平均価格「31,036円」となった40代となりました。
また中央値と最頻値も算出したところ、全体の中央値は「30,000円」、最頻値も「30,000円」となり、年代別に見ても平均値ほどの傾向の違いもなく、この「30,000円」という価格は各年代共通した、お父さんのお小遣いの定番価格となっているのかもしれません。ただしここでも、40代は他の年代と比べて低い金額を示しており、一般的な収入増加の傾向とは必ずしも一致しないことがわかります。

これだけお小遣いがアップすると満足、その平均金額は「25,735円」。
中央値・最頻値からみると現実的には、10,000円〜20,000円くらいならば増額の可能性と考えている?

 あといくら、お小遣いがアップすると満足か、については全年代平均で「25,735円」という結果になりました。20代が最高額3万円超えの一方、お小遣い金額で一番低かった40代は、ここでも最低金額となり、増額も厳しいと認識している様子がうかがえました。 

資産形成の取り組み、1位「普通預金」、2位「定期預金」、3位「株式投資」
20代・30代には異なる傾向が見られ、「つみたてNISA」への取り組みにも積極的

※平均数値よりも5%以上高い数値を赤字、5%以上低い数値を青字にしています。

ご家庭の資産形成について、全年代では1位「普通預金」、2位「定期預金」、3位「株式投資」の順で取り組みが多く、世代別にみても40代以上では1〜3位まで同じ傾向となりました。
一方で20代では3位に「つみたてNISA」が入り、普通預金が全年代で最も低い数値となり、またその他の資産形成の数値も平均より低めの数値を見せていることから、つみたてNISAを貯金代わりの資産形成術として利用している傾向がわかりました。
また30代では「株式投資」が2位、「投資信託」が3位に入ったほか、20代と同様に「つみたてNISA」も高い数値となりました。30代はお父さんのお小遣いも比較的高い世代でもあり、お金を使うこと、増やすことにも積極的な世代と言えるかもしれません。

調査概要
 調査方法: インターネット調査
 調査対象: 全国20代〜60代で子どものいる既婚男性
 調査期間: 2022年6月1日〜6月7日
 回答者数: 1,041名

グローバルファイナンシャルスクール(GFS)について

資産形成の教育の浸透を目指す、金融オンラインスクールです。
業界最多の講座数を誇り、1年で3倍の生徒数に伸長しました
(2022年1月現在)。※投資商品の販売は一切ありません。

【校長のご紹介:市川雄一郎(いちかわゆういちろう)】

生活者目線の自由なトークが持ち味。物腰やわらかで明快な講義は、全国に多数のファンがいる。
グローバルファイナンシャルスクール校長。CFP®。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産運用設計業務)。日本FP協会会員。日本FP学会会員。1969年生まれ。グロービス経営大学院修了(MBA/経営学修士)。日本のFPの先駆者として資産運用の啓蒙に従事。
ソフトバンクグループが創設した私立サイバー大学で教鞭を執るほか、金融機関の職員や顧客に対する講義や講演も行う。
「日本経済新聞」「日経ヴェリタス」「朝日新聞」「東洋経済」「週刊ダイヤモンド」などへの原稿執筆・コメント提供のほか、ラジオ日経などのメディア出演も多数。主な著書に「投資で利益を出している人たちが大事にしている45の教え」(日本経済新聞出版)がある。

公式サイト:https://gfs-official.com/ 
体験版講座:https://toushi-up.com/

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