金融教育に関わった高校教師向けアンケート 生徒の8割が「満足」と回答した金融教育 先生は4割が「不満」

18歳成人のお金の契約、41.2%が反対 生徒のためになった 68.5% 教師自身のためになった 80.6%

 業界最多の講座数を誇る日本最大規模の金融オンラインスクール「グローバルファイナンシャルスクール」(東京都港区、市川雄一郎校長)は、この3年のうちに「金融教育」に関わったと回答した高校教師124名にアンケートを行いました。

調査サマリー
・ 金融教育の満足度、生徒は8割「満足」に対して、先生は約4割が「満足」
・ 18歳成人のお金の契約、教師の半数が反対
・ 金融教育の授業は生徒のためになったと思う教師が7割近く 
・ 金融教育の授業が自身のためにもなったと思う教師が約8割

調査結果 詳細

金融教育の内容への満足度、生徒は8割でも教師は4割

金融教育の内容に対する教師の満足度は、「満足14.5%、「やや満足26.6%と、4割がポジティブな回答を選択。なお今年9月に行った高校生向けの金融教育アンケートでは、8割がポジティブな回答を選んだことと比較すると、教える側と教えられる側で金融教育に対する評価が分かれることがわかりました。

高校教師向け調査 高校生向け調査

 

 またその理由を尋ねたところ、満足寄りの方からは「生徒が興味を持って聞いていた」「リスクを伝えられた」「始めることに意義がある」などのコメントがあった一方、不満よりの方からは「良い教材に出会えていない」学ぶコマが少ない・足りない」「投資の内容が薄すぎる」というコメントがありました。

18歳成人が自分名義でお金の関わる契約を結べることに半数が反対

 成人年齢の引き下げにより、18歳から自分名義でお金に関わる契約が結べることに、教師の半数(「反対8.9%、「どちらかというと反対32.2%)が反対していることがわかりました。なおこの件に対する抵抗具合を高校生に聞いたところ、45.4%が「抵抗がある」と回答しています。 

高校教師向け調査 高校生向け調査

金融教育の授業は「生徒のためになった」と思う教師が約7

 生徒のためになったかという質問では、「とても思った16.9%、「思った51.6%と、7割近くの教師が生徒のためになったと考えています。理由としては「生徒の反応が良かった」「今の時代に必要とわかってもらえた」外部講師を招いてためになった」「今後の資産形成に役に立つ」というコメントがありました。

 なおネガティブな意見としては「現実味が沸かない」「投資の内容が薄すぎる」「本来の金融教育ではないと思う」というコメントがありました。 

 金融教育の授業が「自身のためにもなった」と思う教師が約8割

 金融教育の授業内容が自身のためにも「とてもなった」(27.4%)、「なった」(53.2%)と回答しており、実に8割の教師が自分自身のためにもなったと実感していることがわかりました。

調査概要

調査方法:インターネット調査
調査対象:この3年以内に金融教育に関わった経験のある全国20〜60代男女の高校教師
調査期間:2022年11月1日〜11月5日 
有効回答:124名

グローバルファイナンシャルスクール(GFS)について

資産形成の教育の浸透を目指す、金融オンラインスクールです。
業界最多の講座数を誇り、1年で3倍の生徒数に伸長しました
(2022年1月現在)。※投資商品の販売は一切ありません。

【校長のご紹介:市川雄一郎(いちかわゆういちろう)】

生活者目線の自由なトークが持ち味。物腰やわらかで明快な講義は、全国に多数のファンがいる。

グローバルファイナンシャルスクール校長。CFP®。1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)。日本FP協会会員。日本FP学会会員。1969年生まれ。グロービス経営大学院修了(MBA/経営学修士)。日本のFPの先駆者として資産運用の啓蒙に従事。
ソフトバンクグループが創設した私立サイバー大学で教鞭を執るほか、金融機関の職員や顧客に対する講義や講演も行う。「日本経済新聞」「日経ヴェリタス」「朝日新聞」「東洋経済」「週刊ダイヤモンド」などへの原稿執筆・コメント提供のほか、ラジオ日経などのメディア出演も多数。主な著書に「投資で利益を出している人たちが大事にしている45の教え」(日本経済新聞出版)がある。
公式サイト:https://gfs-official.com/  体験版講座:https://toushi-up.com/

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