GMOグローバルサイン・HDの“今”を伝えるニュースレター Vol.11

GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:青山 満)は、グローバルでシェアを持つ世界トップ5社(※1)の中で唯一の国産電子認証局「Global Sign」を保有し、政府関連機関・大手企業をはじめ世界各国の企業・団体に電子証明書を導入しています。

本ニュースレターでは、GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社の今をお伝えするため、主なトピックスをご紹介いたします。なお本件に関して、ご取材やインタビューをご希望の方は、下記お問い合わせ先までご連絡いただけますと幸いです。

(※1)有償SSL認証局。英Netcraft社「Netcraft SSL Survey」調べ。

TOPICS① 日本初・行政基準の安全性を認められた「LGWAN外部電子契約サービス」にGMOサインをサービス登録

自社が開発提供する電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」が、国と地方公共団体が共同で管理する組織である地方公共団体情報システム機構(通称J-LIS)により、総合行政ネットワーク(LGWAN)環境下で安全な運用が可能な電子契約サービスである「LGWAN外部電子契約サービス」に、2023620日付けでサービス登録されたことをお知らせいたします。

これにより、各自治体がLGWAN環境で「GMOサイン」を使用して締結完了した電子契約文書の署名情報を安全に保持できるようになり、契約業務の安全性・利便性を向上することができるようになります。
なお、「LGWAN外部電子契約サービス」にサービス登録された電子契約サービスは他に先例がなく、「GMOサイン」が日本初(※2)となります。

(※2LGWAN-ASPポータルサイト「LGWAN外部電子契約サービスリスト_20230620.pdf」参照
   URL
https://lgwan-asp.j-lis.go.jp/wysiwyg/file/download/1/1468

本件に関するプレスリリース:https://www.gmogshd.com/news/press/gmo-hs/230711_3482.html

当社は今後とも、国内外の企業・官公庁・自治体等の業務効率化と、ペーパーレス化を通じた環境保護・SDGsへの貢献を推進してまいります

TOPICS② CloudCREW byGMO クラウド診断について

クラウドの法人利用が進む中で、設定不備や不注意によって重要な情報が脅威に晒されるセキュリティインシデントが増加しています。
当社では20229月からGMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社(以下、イエラエ)(※3)と提携して、クラウドの設定不備やアプリケーションの安全性についてホワイトハッカー目線で評価を行うクラウド診断を提供しています。

ホワイトハッカーの視点によるクラウド診断の有効性について、イエラエの高度解析部クラウドセキュリティ課 課長の永尾大介氏が以下で解説しております。https://managed.gmocloud.com/knowledge/security/what-is-cloud-assessment.html

※3)イエラエは、2013年設立のサイバーセキュリティ企業で、ホワイトハッカーで構成された脆弱性診断業務のほか、セキュリティやAIに関するコンサルティングやシステム開発を手掛け、20224月にGMOインターネットグループに参画しました。
そのミッションは「誰もが犠牲にならない社会を創る」です。
ホワイトハッカーとは、コンピューターやシステムの高度な知識を有し、それを善良な目的で使用するエンジニアのことです。さまざまな企業がITシステムのハッキング被害によりサービスを終了せざるを得ない事態に陥っています。そのようなことが起きないよう、支援活動をおこなっております。

(ISC)², 2022 Cloud Security Report, 2022/9/1アクセス より

TOPICS③ 2023年上半期の電子署名世界市場について

2023年上半期、電子署名市場は非常に大きな成長の兆しを見せています。
グローバルサインの新しい電子署名プラットフォーム「Atlas」で利用可能な電子署名サービス(DSS)は、世界中で2,200万件以上の文書に電子署名をおこないました。
さらに、1億件以上のタイムスタンプが適用されており、そのうち7,000万件近くはeIDASで定義されている要件を満たしたタイムスタンプ(Qualified timestamp)となります。

 

電子署名数

タイムスタンプ数

2023上半期(1-6)

2,280万

1億2,365

2022通期(1-12)

2,800万

1億1,700

  

グローバルサインの製品管理マネージャー、モヒート・クマール氏は、
「グローバルサインの文書署名とタイムスタンプの利用の大幅な増加は、人々や組織が常に文書の変革と採用を進める中で、信頼できる文書への持続的な需要があることを示しています。
世界中の人々は、文書の信頼性を確保するためにより安全な方法があることを認識しています。信頼性のあるアイデンティティソリューションの提供者として、
セキュリティとアイデンティティの保証方法を求める企業がますます増えていることは、私たちにとって喜ばしいことです。」と述べています。

出典:https://www.globalsign.com/en/company/news-events/news/half-year-point-marks-exceptional-document-signing-growth