GMOグローバルサイン・HDの“今”を伝えるニュースレターVol.33
GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社 オンラインプレスルーム
2025.6.30 17:00
GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:青山 満)は、日本発の最上位認証局「GlobalSign」を運営し、世界11か国の拠点から各国の政府機関や企業に電子認証や電子署名の技術を提供しています。
本ニュースレターでは、GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社の今をお伝えするため、主なトピックスをご紹介いたします。なお本件に関して、ご取材やインタビューをご希望の方は、下記お問い合わせ先までご連絡いただけますと幸いです。
TOPICS①自社運用の想定と比べて80%のリソース削減。セキュリティやAWS利用料、QCDの課題を解決
~CloudCREWによる、建設DXを支えるIT基盤の強化事例を紹介~
建設業界のDXを推進する株式会社Arentさまは、設計・施工管理システムであるBIMを活用したDX支援および自社プロダクト「Lightning BIM」シリーズを開発・提供されています。同シリーズのアドイン「Lightning BIM ファミリ管理」のリリースに伴い、AWS環境における運用課題を解決すべく、「CloudCREWのマネージドクラウド for AWS」をご契約いただきました。
<抱えていた課題>
従来ローカルで管理されていた設計・施工データをクラウド上で共有する必要があり、高いセキュリティ要件への対応が急務でした。また、クラウド環境の監視・保守体制を社内で新たに構築するには、「QCD(Quality:品質、Cost:費用、Delivery:納期)」のバランスが大きな課題となっていました。
さらに、検討していた時期がリリースまで時間がないタイミングであり、早期に安心できるクラウド環境を実現するための高い技術力と対応力が求められていたほか、社内エンジニアは主にアプリケーション開発に注力しており、インフラ運用に十分なリソースを割くことが困難な状況でした。
<CloudCREW を選定した理由>
・サービスリリースに合わせた、スピード感ある取り組み
・先回りして準備された提案などの対応力
・アーキテクチャに合わせた監視・運用保守を組み立てられる技術力
<解決された課題>
・AWSの監視・保守運用を任せることができ、想定されたリソースのおよそ8割を削減できた
・AWS環境の無駄を省くことができ、必要最低限のAWS利用料に抑えられている
・海外展開も見据えたセキュリティ環境を実現している
本件に関する詳細はこちら https://managed.gmocloud.com/case/arent.html
~国内3社目となる「AWS SMBコンピテンシー」認定を取得~
GMOグローバルサイン・HDは、2025年5月8日にAWSの「AWS SMBコンピテンシー」認定を国内企業として3社目に取得しました。
<AWS SMBコンピテンシーについて>
AWS SMBコンピテンシーは、中小企業が抱えるビジネスや技術的課題の解決に実績のある優秀なAWSパートナーを認定するプログラムです。
取得には、AWSによる厳格な審査と、高水準のサービス実績が求められます。これは、高信頼性なサービスを求める中小企業にとって、適切なAWSパートナーを選定する際の指標となります。
GMOグローバルサイン・HD は、フルマネージドサービスを展開する「CloudCREW byGMO」を通じて、コスト効率を重視したクラウド移行及び構築、さらにセキュリティに特化したAWSの利活用支援サービスを提供しており、これらの実績がSMBコンピテンシー認定の背景となりました。
本件に関するニュースリリースはこちら
https://www.gmo.jp/news/article/9516/
TOPICS②【動画リリース公開】企業メールに“信頼”の証を 企業ロゴ所有証明書【VMC】とは?
近年、フィッシング詐欺やスパムメールの増加に伴い、企業ではメールの開封率低下という課題が生じています。
こうした脅威に対抗するため、メールの信頼性を向上させる技術に注目が集まっています。本動画では、「VMC(Verified Mark Certificate)」について解説し、その導入メリットや、BIMIやDMARCとの連携によるセキュリティ強化の方法を詳しく紹介しています。
是非ご視聴ください。
https://youtu.be/IEOjAFUIOY8
TOPICS③空を飛ぶ技術と、守る技術──「Japan Drone 次世代エアモビリティEXPO 2025」レポート
6月4〜6日の3日間、幕張メッセで開催された国内最大級のドローン・eVTOL(空飛ぶクルマ)の国際展示会「Japan Drone/次世代エアモビリティEXPO 2025」に、GMOインターネットグループがプラチナスポンサーとして出展しました。同グループがJapan Droneに出展するのは今回で4回目となります。
GMOインターネットグループのブースでは、GMO AI&ロボティクス商事が中心となり、空・陸・海をテーマとした内容を出展。GMOグローバルサイン・ホールディングスが中心となって展開した「空」ゾーンでは、VRによる体験型コンテンツが来場者の注目を集めていました。
ドローン操縦シミュレーター実際の映像
VRコンテンツは、当社CTO室の羽賀が中心となって開発したもので、昨年に続き、eVTOLで渋谷から用賀間の上空を移動するVR搭乗体験が用意されたほか、今年は新たにVRでのドローン操縦体験も登場しました。
当社CTO室室長の浅野は、「ドローン操縦シミュレーターは約1年かけて開発しました。CTO室の技術チャレンジの一環として進めていますが、今回のJapan Droneで体験してくださったお客様から頂いたフィードバックや反応を見て、今後の事業化なども検討していきます」と話し、体験型ソリューションとしての発展に寄与いたします。