リージャス、フレキシブルオフィスに防災備蓄品の配備・入替・管理サービスを2025年2月より導入開始

フレキシブルオフィス業界初!BCPに対応し防災備蓄品を導入

三菱地所グループの日本リージャス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:西岡真吾、以下リージャス)は、株式会社Laspy(東京都千代田区、代表取締役CEO 藪原拓人、以下「Laspy」)が提供する防災備蓄用品をストックする「あんしんストック」サービスをスタッフが常駐するリージャスの全ての拠点、全国132箇所(1月30日現在)で2025年2月より順次導入します。
※Open Officeと一部ビジネスセンターを除く

◾️ サービスの概要と背景

 地震大国と呼ばれる日本。大型台風の発生や集中豪雨による水害のニュースも多く目にする昨今、オフィスにおける災害対策が重要視されています。それに合わせ昨年政府が発表した、災害時の緊急対応とその後の業務再開の準備ができる体制を作り上げておく事業継続計画(BCP)のガイドラインの改定を受け、リージャスは、業界に先駆けて「あんしんストック」を順次導入し、入居者様向けにより安心で信頼性の高い防災備蓄サービスを提供します。
 Laspyが提供する「あんしんストック」は、防災備蓄の保管・管理・提供をワンストップで行う防災備蓄サブスクサービスです。 Laspyがリージャスに提供するこのサービスにより定期的に防災備蓄品の管理と入替が行われ、ユーザー様は備蓄食の賞味期限の管理や補充の手間をかけることなく、 緊急時の防災備蓄への対応が可能となります。
 なお、「あんしんストック」をフレキシブルオフィスに導入するのは本件が業界初です。「あんしんストック」は帰宅困難な状況が発生した場合に、リージャスの入居者様に無料で提供されます。導入は2月より順次開始し、3月末までにすべての導入予定拠点に設置される予定です。
 リージャスは、BCP対策にも対応した災害時に強いフレキシブルオフィスを目指し、今後もお客様のビジネスをサポートする様々なサービスを拡充してまいります。

 <備蓄内容>

 備蓄品は、保存食、保存水、非常用トイレ、アルミブランケットをパッケージした内容になっています。政府のガイドラインに沿ったオフィスでの非常時の備蓄量をクリアしているので、緊急時も安心です。
 尚、一定の期間を経過した食品については、賞味期限を待たず、フードバンクへの寄付を行います。

 

[リージャスのBCPへの取組や災害時の対応事例]

・東日本大震災以降、本社1地域集中のリスク回避のため、本社機能のバックアップオフィスを別地域で
 拡充することを希望された複数の法人顧客のために新規拠点を開設。
・また帰宅困難となった入居者を対象に、リージャスのネットワークを活かし、要望したセンターを
 一時的な避難所として開放し支援。
・熊本地震の際は、被災した熊本のセンターの入居者を対象に復興、復旧割引適用し復興支援を行う。
・オプションサービスとして、オフィスが被災した場合、代替オフィスを優先手配するサービスも提供。

その他、災害時の被災者支援として東日本大震災の際には、入居者やその家族、知人、来訪者に充電用電源の開放を行っています。また関西国際空港の連絡橋が封鎖された際には、帰宅困難となった一般ユーザーに大阪エリアのオフィス
(スペース)を無料開放するなど様々な支援を行ってきました。

災害時に強いリージャスのサービス

  • 1)拠点の置かれるビルのグレード

リージャスの拠点は地域のランドマークであったり、災害時の管理体制が整備された大型ビルが多く、耐震性や堅牢性における安心感を得られます。そして、ビルの管理者との連絡や安全確認、オフィス内のインフラ被害の把握や復旧などの煩雑な作業もリージャスのスタッフが行います。

  • 2)最短で利用可能

空室さえあればすぐにオフィススペースを利用いただくことが可能です。急な増床にも対応した実績もあります。

  • 3)全国48都市、189拠点から自由に組み合わせ可能

東京、大阪、名古屋、福岡といった大都市圏には複数のセンターがあります。ある地域での業務が困難になった場合でも他のセンターにスペースを確保することで事業を継続できることも、大きなネットワークを持つリージャスの特長です。

  • 4)必要なスペースを必要な期間だけ利用可能

リージャスは1席から、1時間、1日単位でもフレキシブルに利用可能なため、ニーズと予算に合わせたオフィススペースを提供します。

 

 

BCP(事業継続計画)とは、「企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画」のことです。BCPの中では、特に近年ディザスタリカバリに関しても大きく取り上げられています。 

ディザスタリカバリとは、「自然災害などで被害を受けたシステムを復旧・修復すること」、また、「そのための備えとなる機器やシステム、体制のこと」を指します。「システムを災害から守ること」のみならず、あらゆる障害は必ず起こりえるものと想定し、いかに効率よく迅速に復旧するか、という点から災害対策を捉えます。これは、システム停止による利益の損失を最小限に抑えることを目的としています。

 

[ Laspy の提供する「あんしんストック」 サービスとは]

防災備蓄の適正管理

・必要な防災備蓄品の準備、入替、定期的な棚卸を実施
・テナント企業のニーズに応じた内容物のカスタマイズが可能
・防災備蓄品の数量、使用期限管理や全拠点一括管理をサポート
・入替えに伴う廃棄物の管理やフードロス対策を実施

 

[株式会社Laspyについて]

株式会社Laspyは、「すべての人に安心と備えを」を企業理念に掲げ、防災備蓄の準備、更新、廃棄/寄付をワンストップで提供する仕組み「あんしんストック」を運営するスタートアップ企業です。皆さまがお勤めのオフィスビル、お住まいのマンションや町内会の防災インフラとして、生活の中で意識せずとも備蓄に困らない社会の構築に向けて、日々活動を行っています。「あんしんストック」を広げる取組みを通じ、SDGs11番の「住み続けられるまちづくりを」を推進してまいります。

会社概要               

◇社名:株式会社Laspy
◇本社所在地:〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-13-2 第一生命日比谷ファーストB1F
◇代表者名:薮原拓人
◇事業内容:防災備蓄のワンストップサービス「あんしんストック」の運営
◇公式サイト:https://laspy.net/

 

 [リージャスについて]

リージャスは、世界120カ国、4,000拠点以上のネットワークを持つ世界最大のワークスペースプロバイダーである
IWG plc(本社:スイス、CEO:Mark Dixon、以下 IWG)のビジネスモデルを日本に持ち込み、新しいワークスタイルを日本全国に普及させた、フレキシブルオフィス事業のリーディングカンパニーです。1998年に日本での事業を開始し、2023年2月から三菱地所グループとして更なる成長を目指し、現在までに国内48都市・189拠点にてフレキシブルオフィスを展開しています。

洗練された空間を提供する大人のコワーキング「Signature(シグネチャー)」、創造的なコラボレーションを実現する「SPACES(スペーシズ)」、 上質なワークスペース、多彩なロケーション、柔軟なプランを提供する「Regus(リージャス)」、働くをもっとシンプルにを目指したコンパクトで機能的な「Openoffice(オープンオフィス)」の4つのブランドを運営することで、多様なお客様のニーズにフィットするフレキシブルオフィスソリューションを提供しています。

 

“フレキシブルオフィス“ とは…

「レンタルオフィス/シェアオフィス/コワーキングスペース/貸し会議室」など、従来型の賃貸借オフィスから進化した新しいオフィス環境の総称を指します。現代のハイブリットワークを支える場として、世の中のフレキシブルオフィス事業は時代の変革とともに成長してきました。
リージャスが展開するフレキシブルオフィスのサービスは、一般の賃貸借型の事務所と異なり、目的に応じた空間や契約プランを選びやすく、最適なコストパフォーマンスでスピーディに利用を開始できます。また、ビジネスの成長や変化に合わせてオフィス環境を構築・修正しやすいことも魅力のひとつです。

 

会社概要                

◇社名:日本リージャス株式会社
◇本社所在地:〒163-1030 東京都新宿区西新宿三丁目7番1号
        新宿パークタワー30階
◇代表者名:西岡真吾
◇事業内容:フレキシブルオフィスの管理、運営。
◇公式サイト:https://www.regus-office.jp