米国管理会計士協会(IMA®)、「第1回 FP&A人材フォーラム」に開催協力
CPAエクセレントパートナーズと協業、 FP&A機能定着と企業価値向上を語る
2026.10.15 13:00
事業向け会計およびファイナンス分野のプロフェッショナルの国際的な協会である、米国管理会計士協会日本支部は、新宿CPASSラウンジにて「第1回 FP&A人材フォーラム」をCPAエクセレントパートナーズ株式会社と共催いたしました。
事業向け会計およびファイナンス分野のプロフェッショナルの国際的な協会である、米国管理会計士協会(IMA®; 所在地:米国ニュージャージー州、日本支部共同代表:石橋 善一郎、小西晋也、以下「IMA」)日本支部は、新宿CPASSラウンジにて「第1回 FP&A人材フォーラム」をCPAエクセレントパートナーズ株式会社と共催いたしました。当日は、業界や会社の枠を超えた約70名が参加し、日本企業におけるFP&A(財務計画・分析)機能の定着と企業価値向上を目標に、知見共有とネットワーク形成の第一歩が踏み出されました。

「FP&A人材フォーラム」は、一橋大学CFO教育研究センター長の伊藤邦雄氏を委員長に迎え、IMA日本支部とCPAエクセレントパートナーズ株式会社が共同設立した産学・実務をつなぐコミュニティプラットフォームです。今回のイベントは、過去の数値集計や財務統制にとどまらず、将来予測に基づき経営者や事業責任者の意志決定を支える「FP&A」機能を日本企業に定着させる重要性が語られました。
当日は、フォーラム設立の背景やビジョンを共有するオープニングセッションをはじめ、今後の活動方針や分科会構想の発表、企業実務家・IMAメンバーによるスピーチ、そして参加者同士の対面交流という構成で実施しました。
主な登壇者コメント
■ 石橋 善一郎 氏( FP&A人材フォーラム委員会 副委員長/IMA日本支部共同代表)
「事業に寄り添う真のビジネスパートナーとしてのFP&A定着へ」
石橋氏は、日本企業におけるFP&A人材の育成は、企業価値経営を現場で実践するうえで不可欠な課題であると強調しました。過去の実績やコンプライアンスを重視する財務会計に対し、FP&Aは将来の業績を見通し、戦略を具体的な数値計画に落とし込んで事業責任者を支える役割を担うことを説明しました。
「FP&A人材は、事業に深く寄り添う『真のビジネスパートナー』であり、目標設定や予算、見込、差異分析、資源配分を一体的に結びつけるマネジメントコントロールシステムの設計・運営者です。財務計画、業績管理、意思決定支援、リスク管理などを網羅するUS-CMA(米国公認管理会計士)の知識体系は、FP&A実務と非常に高い親和性を持っています。本フォーラムでの対面交流や分科会、実務家教員の育成などを通じ、日本企業の経営管理の高度化に貢献してまいります」

■国見 健介 氏(FP&A人材フォーラム委員会 副委員長/CPAエクセレントパートナーズ株式会社 代表取締役社長)
「過去の数字の検証から、未来と事業を創る『FP&A』への変革」
国見氏は、日本には過去の数字の整理や検証に長けた優秀な会計人材が数多く存在する一方で、将来の事業や未来を創り出すFP&A人材の不足が大きな課題であることを説明しました。
「組織規模が数十人・数百人へと拡大すると、経営者単独ではどこに投資すべきか、どこが成長のボトルネックかを見極めることが難しくなります。そこでCFOと事業部長の間に入り、事業戦略レベルで数字を『見える化』して対等に議論できるFP&A人材が必要です。単なるコスト削減ではなく、適切な投資を行いながら利益と売上を伸ばす『真の意思決定支援』を日本企業に定着させたいと考えています。我々のUS-CMA講座や本コミュニティを通じて、次世代FP&A人材の裾野を大きく広げてまいります」

イベント後半では、単発のイベントにとどまらない持続的な学びとコミュニティ形成に向け、次の3つの柱からなる活動方針が示されました。
1. 2ヶ月に1回(年間6回)のペースで「対面交流会」を定期開催し、実務家同士のネットワーキングを深めていきます。
2. 会員全員が常時繋がり情報交換や相談を行える公式「Slackコミュニティ」を運用します。
3. Slack上で展開する「専門分科会」(実務ノウハウ共有分科会、キャリア相談分科会、US-CMA資格質問相談分科会など)を発足させ、実務課題
解決からキャリア支援、国際資格の学びまでを一気通貫でサポートします。
終盤には、中長期的ビジョンとして、大学・大学院での教育体制強化や社会提言を見据えた知的基盤づくりを推進していくことが確認されました。
本フォーラムでは引き続き、企業価値向上を牽引する人材の育成、実務的知見の共有、および会社の枠を超えた継続的な人的ネットワークの構築を目的として開催してまいります。なお、第2回はゲストに前 株式会社リクルート 事業統括室 Vice Presidentの三木 久生氏をお招きし、11月24日(火)19時より同会場にて実施を予定しております。
【登壇告知:「CFO LEADERS SUMMIT 2026」登壇】
IMAは、CPAエクセレントパートナーズ株式会社との新たな取り組みとして、2026年11月15日(日)に東京国際フォーラムで開催される日本最大級のCFOカンファレンス「CFO LEADERS SUMMIT 2026」(主催:CPAエクセレントパートナーズ)へ参画いたします。IMAとして本イベントには、小西共同代表のほか、米国管理会計士協会(IMA®)本部よりプレジデント兼CEOのMike DePrisco(マイク・デプリスコ)、およびグローバル理事のNina Michels-Kim(ニナ・マイケルズ=キム)の登壇が決定いたしました。「これからの経理 / ファイナンスキャリアとUS-CMAの価値~なぜ今、US-CMA が求められるのか~」をテーマに、日本企業の未来と次世代リーダーの在り方についてメッセージを発信いたします。お申込み詳細はこちらの公式ページをご参照ください:https://cpass-net.jp/cfo-leaders-summit/
米国管理会計士協会(IMA®)について
IMA®は管理会計プロフェッショナルの発展に専念する最大かつ最も高く評価されている職業人団体の一つです。IMAは世界的に研究、CMA®(Certified Management Accountant、米国公認管理会計士)、CSCA®(Certified in Strategy and Competitive Analysis、戦略・競争優位分析資格)認定プログラム、FMAA™(財務・管理会計アソシエイト資格)認定プログラムをはじめ、継続的な教育、ネットワーキング、そして最も高い倫理基準に基づいた事業慣行の推進を通じ、管理会計プロフェッショナルの発展に取り組んでいます。IMAは、The Accountant/International Accounting Bulletin誌から「Professional Body of the Year(年間最優秀職業人団体)」に2度選出され実績もあり、現在では150カ国で約12万人の会員と200以上の専門家および学生支部を有するグローバルネットワークを展開しています。アメリカ・ニュージャージー州モントヴェールに本社を構えるIMAは、米国大陸、中国、ヨーロッパ、中東・北アフリカ、インド、アジア太平洋地域の6つのグローバル地域を通じて、地域に密着したサービスを提供しています。
IMAの詳細はhttps://www.imaglobal.org/、US-CMAに関する詳細は米国管理会計士(US-CMA)をご参照ください。
