エリア最大級の「川イルミ」開催! 加古川リバーライト
2021.12.12 10:00
兵庫県加古川市にて、初めてのイルミネーションイベント「加古川リバーライト」が開催。 広々とした河川敷を色とりどりの光と音楽が埋め尽くし、自然とデジタルが見事に融合した、壮大な地域最大級のデジタルアートを楽しめます。
提供:加古川市
テーマは加古川の「歴史」と「文化」
壮大な光と音の演出で、加古川の河川敷を埋め尽くす今回のイルミネーションイベント。
加古川の「歴史」と「文化」をテーマに20分間上映されます。
「加古川の流れ」「宿場町の賑わい」などから着想を得たデジタルアートや、加古川の伝統産業「国包建具」、「靴下」など親しみやすいものを表現。
コロナの影響で楽しむことができなかった加古川を代表する「花火」も登場し、「加古川らしさ」をダイナミックに楽しむことができます。
歴史、文化、というと少し堅苦しさを感じてしまいそうですが、次々に登場するモチーフがどんなものを表現しているのか、考えながら見るのも楽しいかもしれません。
まるで体が作品の一部に
特徴は、作品の中に入り込んで鑑賞できる「体験型デジタルアート」。
オブジェクトが左右に並ぶ全長100mにも及ぶ広大な空間に立つと、地面に映し出される映像と一体化し、まるで自分が作品の一部になったかのよう。
時には水面の上に立っていたり、時にはモチーフが迫ってきたり、音楽にあわせて登場するさまざまなアートによって、見ていると不思議な感覚に吸い込まれていきます。
幻想的な雰囲気は、思わずここが河川敷であることを忘れてしまいそうです。
ひときわ目立つ「キューブ」
会場に入り、すぐ目を引くのが、大きな「キューブ」型のオブジェクト。
広い会場のどこからでも見つけることができる大きなキューブには、さまざまな映像が投影。
スタイリッシュな音楽に合わせて次々と変化する美しい映像に、おもわず大人も子供も目を奪われます。
みどころは?
「なんといっても広さです。野外の迫力を感じてほしい。」と語ってくれたのはクリエイティブディレクターのピクセルエンジン・山崎なしさん。
また、屋外ならではの楽しみ方としては、「周りの景色との融合」もポイント。
背景の鉄橋を走る電車とキューブが重なり、一つのアートを作り出しているところは、まさにテーマである昔からある「加古川らしさ」と最先端の技術の融合を感じることができます。
デジタルアートで数十年ぶりに復活する「ナイアガラ花火」もあり、みどころの一つになりそうです。
コロナ禍でも少しでも楽しめるように
巨大キューブの奥には、大小さまざまなキューブが並ぶエリアがあります。
会場では、新型コロナウイルス感染拡大予防対策も考慮し、キューブを左右に配置したり、その先に光の道をつくることで、自然と人々の流れを促し滞留させないような工夫もされています。
人気の花火大会をはじめ、多くのイベントが中止・縮小となる中、「冬のひとときを多くの人に楽しんでもらいたい」と加古川市が開催する本イベント。
光と音で心温まる10日間限定の新たな加古川の夜をぜひ体験してみてはいかがでしょうか。
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▼イベント情報
日時:2021年12月10日(金)-19日(日) 18時~21時、最終入場・受付20時30分
場所:加古川河川敷JR神戸線鉄橋付近
〒675-0067 兵庫県加古川市加古川町河原
交通:JR加古川駅から徒歩約12分(会場及び会場周辺に駐車場なし)
加古川リバーライト公式サイト
https://www.kakogawa-river-light.info/