食品ロス削減に貢献できるコープ商品6品を3月より順次拡充

　日本生活協同組合連合会（略称：日本生協連、代表理事会長：土屋敏夫）は、規格外原料や流通できなかった原料のうち、利用先がなく廃棄されている原料を使ったコープ商品の拡充を進めています。これまでの5商品に加え、2024年3月より新たに3商品を順次発売しており、さらに3商品を順次リニューアルして、食品ロスに貢献できるコープ商品の品揃えを拡充していきます。

　日本生協連では、持続可能な社会を実現するために全国の生協で「生協の2030環境・サステナビリティ政策^※1」を推進しており、2030年までに食品廃棄物を2018年比で50%削減することを掲げています。さらに、身近に取り入れやすいエシカル消費対応商品の開発にも注力しており、2023年度のコープ商品のエシカル消費対応商品の供給金額（売上高）は前年比113％となる見込みです。^※22024年度からは新たに食品ロス削減商品もエシカル消費対応商品となり、コープ商品の食品ロス削減の取り組みを更に加速させます。
※1生協の2030環境・サステナビリティ政策
※2全国の地域生協の事業概況と事業方針を発表

新商品ラインアップ
●CO・OP 甘みがつまったにんじんジュース
にんじんの優しい甘みと濃厚な味わい、満足感を得ることができるジュースです。にんじん搾汁時に残ったパルプを7％配合し、1本あたり5gの食品ロス削減に貢献します。

●CO・OP おからが入ったきなこビスケット
ペーストにしたおからを混ぜ、素朴で優しい味わいに仕上げたおから入りのきなこビスケットです。豆乳を絞った後に残るおからを無駄なく使い、食品ロス削減に貢献します。チャック付きなので持ち運びに適しています。

●CO・OP バナナチョコアイスバー　（※5月21日発売）
バナナの果汁5％を配合したバナナアイスを、バナナ味の黄色のチョコでコーティングしたアイスバーです。コープ商品のペルー産有機栽培バナナの生鮮用の選別基準に沿わなかったバナナをピューレ化して使用しています。

リニューアル商品
●CO・OP グリーンスムージー（一食分の野菜）
1食分（117g）の野菜を使用し、野菜汁60％＋果汁40％配合のキウイ風味のスムージーです。収穫後、青果用にカットされる際に残るブロッコリーの茎やアスパラの茎の根元部分を無駄なく使用しています。

●CO・OP ミックスキャロットスムージー
国産にんじんを60％、7種類の果汁40％をブレンドした、すっきり飲みやすいスムージータイプのミックスキャロットです。原料には選定工程で生鮮用の厳格な規格に沿わなかったバナナを無駄なく使用しています。

●CO・OP マンゴー＆アップルスムージー（※5月1日リニューアル発売）
3種類の果実と20種類の野菜をミックスした、マンゴー＆アップル風味で美味しく飲みごたえのあるスムージーです。りんご搾汁時に残ったパルプを無駄なく使用しています。

　日本生協連は、今後もコープ商品に関して環境に配慮した「責任ある調達」を構築し、持続可能な社会の実現を目指してまいります。
（ニュースリリース：日本生協連、「生協の2030環境・サステナビリティ政策」策定に合わせ「コープ商品の2030年目標」を設定）

＜参考資料＞
●新商品概要

• ●リニューアル商品概要
  
  ※取り扱いの有無、時期、価格は各生協によって異なります。
  

　 ※新商品については発売日以降、順次掲載となります
（ご参考：コープ商品から、食品ロス削減に貢献できる商品を拡充）