「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会」へ 193万円(ペットボトルキャップ7,735万個分)を寄付

回収したペットボトルキャップが、世界の子どもたちを救うワクチンに

 コープデリ生活協同組合連合会(略称:コープデリ連合会、本部:埼玉県さいたま市、代表理事理事長:熊﨑 伸、会員生協:関東信越6生協)は、2023年度に組合員の皆さまからペットボトルキャップ約7,735万個分を回収し、そのリサイクル売却益193万3,800円を、「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会」(以下、JCV)に寄付いたしました。※重量からの換算

6月27日(木)、寄付金贈呈式を開催しJCVに目録を贈呈いたしました。

JCV剱持睦子理事長とコープデリ連合会熊﨑伸理事長

 コープデリ連合会の会員生協では、店舗や宅配で2012年からペットボトルキャップを回収しています。これまでに回収したペットボトルキャップは累計で約7億911万個※、JCVへの寄付総額は1,727万7,900円となります。
JCVはユニセフと連携し、予防可能な感染症で命を落とす子どもが数多くいる国々へ6大感染症(ポリオ、はしか、結核、ジフテリア、百日咳、破傷風)などのワクチンを贈る活動を1994年から続けています。現在の支援国はミャンマー、ラオス、ブータン、バヌアツの4カ国です。今回の寄付金は、ワクチンや関連機器(保冷庫、注射器など)を届ける「子どもワクチン支援活動」に活用されます。
売却したペットボトルキャップは、再資源化業者を通じて再生されます。ペットボトルキャップを再利用した買い物カゴの原料にも一部使用しており、会員生協の一部店舗で導入しています。

回収したペットボトルキャップの一部

寄付金贈呈式の登壇者のコメントは以下の通りです。

【認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会 理事長 剱持 睦子 様】
今回のご寄付、本当にありがとうございます。JCVは1994年に創設し、今年で30周年を迎えます。この間に、当時ワクチンを受けた子どもが看護師になってワクチン接種に携わるようになるなど、取り組んできたことが形になっていることを実感しています。ペットボトルキャップのように捨てればゴミになってしまうものを集めていただくことで、こうしてワクチン支援に役立てることができます。日本人が昔から持っている「もったいない」という気持ちがこれからも大切にされる世の中であることを願っています。

【コープデリ生活協同組合連合会 代表理事理事長 熊﨑 伸】
コープデリグループから貴会へ寄付するのは今回で12回目となります。組合員がペットボトルキャップをリサイクルに出すことを通じてワクチン支援ができるというところが生協らしい。世の中に少しでも役立ちたいという組合員の思いが形になり、捨てるとゴミになってしまうものがこうして世界の子どもたちの役に立つというのはとても良い取り組みだと思います。コープデリグループの新しいビジョンにある「ともにの力」で、世界中の人たちに笑顔が訪れる世の中を一緒につくっていきたいと思います。