民間事業者・医療機関と連携してコロナ感染拡大防止体制の強化に取り組む神戸市

~他の自治体にはない工夫を凝らした施策で市民の健康を守る~

7月末までに高齢者へのワクチン接種完了をめざすという国の方針が示され、ワクチン接種体制の確保が自治体にとって喫緊の課題となっています。神戸市では、ワクチンの医師会や病院協会などと連携し、ワクチン接種にかかる人員の確保をはじめとしたワクチン接種体制づくりに取り組んでいます。

神戸市が実施するワクチン接種体制づくり3つの取り組み

①高齢者のワクチン予約を学生がサポート「新型コロナワクチン接種申込お助け隊」

2021.4.20開始

・インターネットでの予約申し込みが不安な高齢者の方でもスムーズに予約ができるよう、区役所や図書館、体育館等に「新型コロナワクチン接種申込お助け隊」を設置し、市内大学生を中心とした若者が高齢者のワクチン接種予約をサポート。

<お手伝いする内容>
  ① 申込者ご自身のスマホを使っての予約のお手伝い(操作案内)
  ② スマホをお持ちでない方の代行予約  ※大反響があり、開始当初よりも会場を増やして実施中!  

②医療機関の負担軽減をめざしたワクチン接種体制・供給システム

2021.2.5設置

・高齢者をはじめとする一般市民向けのワクチンの迅速な接種に向け、神戸市・一般社団法人神戸市医師会・公益社団法人神戸市民間病院協会・一般社団法人神戸市薬剤師協会の4者が合同で「神戸市新型コロナワクチン接種連携本部」を設置。

<各団体の役割>

神戸市 スムーズな接種のための準備(接種券の送付、予約システムの構築、広報等)、集団接種会場の確保・運営、ワクチン供給調整等
神戸市医師会 集団接種会場への医師出務の協力、診療所等での個別接種
神戸市民間病院協会 集団接種会場への看護師出務の協力、病院での個別接種
神戸市薬剤師会 集団接種会場への薬剤師出務の協力、ワクチン監理

 

2021.4.1設置

・ワクチンについては、基幹医療機関に冷凍状態で配送され、そこから連携医療機関に配送されるスキームが示されていたが、本市では、医療機関の負担軽減を図るために、基幹医療機関の代わりに、区役所をワクチンの配送拠点として、接種施設へのワクチンの配送が無駄なくスムーズに進むよう「ワクチン集中調整センター」を設置して対応。

・また、神戸市新型コロナワクチン接種連携本部では、集団接種会場12か所のほか、700か所以上の診療所や病院等の医療機関と協力し、ワクチン接種を実施予定。
  令和3年5月10日(月曜)~ 集団接種会場
       5月17日(月曜)~ 診療所・病院(順次)

③市民への感染防止の呼びかけ

2021.4.30配信開始

・3度目となる兵庫県下への緊急事態宣言の発出に合わせて、医療現場の最前線でコロナウイルスと戦う医療従事者の声や、コロナ禍で自分ができることを考え、行動する市内大学生の声を動画で配信している。(約10本の動画を製作し、順次公開予定)
<主な出演者>
中央市民病院医長、西神戸医療センター副院長兼看護部長、感染した方、学生、地域活動を担う高齢者、飲食店経営者など

※メッセージ動画 「今、できることを ~自分からできるコロナ対策を考える~」
 https://www.city.kobe.lg.jp/a57337/covid19/imadekirukoto.html

 

 

●オンライン上での報道資料公開●
PRTIMES(リリース):https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/78202
PRTODAY(リリース・ニュースレターなど):https://www.pr-today.net/a00424