withコロナ時代における新たな 「第10回 神戸国際フルートコンクール」まもなく開催

第1次審査2021年8月26日(⽊)〜 9月5日(日)オンライン実施 第2次審査以降 2022年3月22⽇(⽕)~ 28⽇(⽉)神戸文化ホール等で実施

世界中の若手フルート奏者の登竜門である「神戸国際フルートコンクール」の記念すべき第10 回大会が8月26日(木)よりスタートします。

新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、今年8月と来年3月の2期に分けて開催する本大会には、過去最多となる483名の応募者の中から選ばれた56名(23か国1地域)が出場します。

「神戸国際フルートコンクール」 https://kobe-flute.jp/

■今まで以上に身近に感じられる新たなフルートコンクールが開催

 全世界に広がった新型コロナウイルスの感染拡大は、いまだ先行きが⾒通せません。しかし、この⼤会に思いを寄せるフルート奏者がこれまで以上に多くいることを知り、開催しなければならないという強い思いに至りました。開催は、コンクールに関わる全ての方の健康と安全安⼼を第⼀に、世界中の⾳楽を志す若者に門戸を開き、⾳楽関係者をはじめ、⾳楽を愛する多くの人の希望となることを願って新たな試みで実施いたします。
 第1次審査は、本コンクール初のオンライン審査で実施。審査員は出場者から事前に提出された動画をもとに審査をおこない、来年3月に神戸で実施する第2次審査に進出する約24名を選出します。また、第1次審査の動画は、公式ウェブサイトから配信。次世代のトップフルート奏者たちが更なる高みを目指し奏でる熱演を、世界のどこからでもご覧いただき応援していただけます。

【今後のスケジュール】

■第1次審査(オンライン)
2021年8⽉26⽇(木)出場者、審査員等とのオンラインでの顔合わせ
    8⽉27⽇(金)〜 9⽉4⽇(土) 出場者から提出された動画を⼀般公開(配信)
    9⽉5⽇(日) 結果発表(配信) ⇒ 第2次審査への進出者 約 24 名を決定

■第2次審査以降(神戸⽂化ホール)
2022年3⽉22⽇(火)第2次審査(1⽇⽬)
           3⽉23⽇(水)第2次審査(2⽇⽬)/結果発表
    3⽉25⽇(金)第3次審査/結果発表
    3⽉27⽇(日)本選/結果発表
    3⽉28⽇(月)表彰式・披露演奏会

■第1次審査終了〜 第2次審査までの期間で実施予定の取組み
・第2次審査出場者たちの紹介 (メッセージ・インタビュー動画発信等)
・第2次審査に進めなかった出場者との関連イベントの実施 (学校訪問演奏会、オンライントークイベント等)
・⾳楽祭等を通じたコンクールの PR (KOBEミュージックポート、コンクールを楽しむための講座等の関連事業等)

■「神戸国際フルートコンクール」のミッションと歴史

 「神戸国際フルートコンクール」は、1985年の創設以来、世界の有望な若きフルーティストを世界の楽壇に飛翔させるとともに音楽を通じて国際交流と友好親善を図ることに加え、「音楽のまち神戸」として文化の香り豊かなまちづくりを推進することを目的として4年毎に開催しています。本コンクールは国際音楽コンクール世界連盟に日本から初めて加盟し(1987年)、フルートに特化した世界でも稀な国際コンクールです。

 1985年に「学生のオリンピック」とも呼ばれるユニバーシアード競技大会が神戸市で開催されることを契機に、次世代へとつなげていく神戸の国際文化イベントとしてスタートした神戸国際フルートコンクール。回を重ねるごとに成長を続けたこのコンクールは、1995年に神戸の街を襲った阪神・淡路大震災の後にも途切れることなく開催され、今では国際舞台の第一線で活躍するフルーティストを数多く輩出するコンクールとして世界的に高く評価されています。

 創設から30年以上が経ち、このコンクールは過渡期を迎えました。2017年の第9回大会においては、様々な課題から一時は開催が危ぶまれましたが、神戸市民をはじめ、音楽を愛する世界中の多くの方々からいただいたご支援のおかげでコンクールが実施されました。
  このコンクールを次の世代へとつなげていくためにも、新しい流れを取り入れながらさらなる高みを目指し、これまで以上に愛されるコンクールとして、音楽文化振興、国際親善、そして神戸の発展に貢献します。

写真提供:神戸国際フルートコンクール運営委員会事務局

●オンライン上での報道資料公開●
PRTIMES(リリース):https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/78202
PRTODAY(リリース・ニュースレターなど):https://www.pr-today.net/a00424