<2021新入社員研修トレンドニュースレター> コロナ禍2年目の新入社員研修 集合研修型での実施が半数超、オンライン研修からの回帰が顕著

 “リカレント教育を通して、人生の選択肢を増やす”をコーポレートミッションとし、企業向け研修事業等を展開する株式会社リカレント(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:松田 航)では、今年度も数多くの企業の新入社員研修を実施しております。

■新社会人に向けて最初に実施される“リカレント教育”が「新入社員研修」 2021年度の新入社員研修は、半数超が対面型の集合研修に(当社実績)

 2021年4月、新年度を迎え、今年も多くの企業が新入社員を迎え入れました。新入社員の入社後、最初に行われるのが、新入社員研修です。新入社員研修のピークは例年、4月最初の2週間と言われており、当社で実施する新入社員研修も、この2週間に集中します。4月1日~16日までの期間に当社が実際に実施した新入社員研修のデータを見てみると、次のような傾向が見られました。

■昨年は全てオンライン実施だった新入社員研修が、今年は集合研修半数超に

 新型コロナウイルス感染症という未知の恐怖が世界中を襲い、日本では初となる緊急事態宣言の発出直前というタイミングと重なった2020年4月。それまでほとんどの企業で当たり前のように集合研修で実施されていた新入社員研修は、急遽オンラインでの実施に切り替えられ、当社の実施した新入社員研修も100%オンラインでの実施となりました。

 コロナ禍2年目となり、withコロナの働き方が段々と定着してきた2021年。 4月1日~16日までの期間に当社が実施した企業研修のうち、オンライン研修は48.3%にとどまり、集合研修が半数超という結果となりました。

 集合研修への回帰の傾向は、他の研修と比べても特に「新入社員研修」において顕著で、「不明点があった場合にすぐに誰かに聞くことができない」などの理由から、企業の人事担当者が、新入社員研修はやはり集合研修で行いたいという意向が強まっている様子が見られました。

DX研修の実施企業が増加

 今年実際に行われた新入社員研修で、顕著だったのが「DX研修」の増加です。「IT全体像理解編」と題した研修では、DXを進めるためにまず前提となるITの全体像を理解し、「単なるITツールの使い方」ではない、本質的なDXへと思考を繋いでいきます。実際に手を動かすワークによる習得でITの全体像を理解できる研修として、実施企業が増加しています。

 新型コロナウイルス感染症の影響により、働き方改革に伴う業務のDX化は企業の経営戦略上必須事項となりつつあり、新入社員においても、DXへの基礎理解を促す内容が求められるようになってきたものと考えられます。

<参考資料>

リカレントの新入社員研修(人気研修)

新入社員向け グローバル人材育成研修半日で集中理解する

グローバルマインド=違いを受け入れビジネスを広い視野で捉えるスキルの習得を目指します。異文化理解の基礎からコミュニケーションの取り方までを流れで学び、ワークで実践します。多様な文化を受け入れ世界経済を知ることで、ビジネスパーソンとして求められる広い視野を若手のうちから身に付けることができます。

新入社員パワーポイントプレゼンテーション研修プレゼンスキルも身につける

パワーポイントの操作方法とプレゼンテーションの基礎を習得します。パワーポイントの基本操作から、パワーポイントを用いたプレゼンテーションまで一通り学習します。研修の最後にプレゼン発表を行い、講師からのフィードバックを得ることで、プレゼンのスキル向上を図ります。

【1日集中新入社員向け IT基礎理解研修

情報技術(Information Technology=IT)を構成する基本的な要素について学びます。コンピュータがどのような装置の組み合わせで成り立っているのかを学び、どのようなプログラムの組み合わせによって人と情報との間を取り持っているのかについて、理解を深めていきます。

 なお、リカレントでは、研修種類や実施方法(オンライン・オフライン)によらず、すべての研修が料金一律で実施できるようになっています。アレンジにも無償で対応し、見積りや営業打ち合わせの時間がゼロになります。

 加えて、ITの活用により、面倒な研修準備の自動化や、研修分析や報告書の確認が可能な研修管理システムの導入など、シンプルで余計な手間暇がない研修を実現しています。営業や準備の時間が減ることから、研修金額を極端に落とすことに成功しており、他社より30%〜50%安い研修費用を実現しています。(業界初の完全明瞭価格 ※当社調べ)

 これにより、コロナ禍における多様なニーズの変化にもいち早く対応することができ、高品質な研修を安価で受講することが可能です。