兵庫県加古川市職員、「地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2021」受賞

職員自ら、スムーズな郵送ハイブリッド方式を実現する独自特別定額給付金システムや 新型コロナワクチン予約抽選システムを開発、他自治体にも提供

兵庫県加古川市企画部政策企画課の多田スマートシティ推進担当課長が、「地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2021」と「NECソリューションイノベータ賞」をW受賞しました(参考:https://www.holg.jp/award/2021-11/)。

 地方公務員アワードとは、地方公務員の他薦をもとに、活躍する現役の地方公務員が審査を行い、『地味』『派手』を問わず「本当にすごい!」と思われる地方公務員(教育、警察、消防、福祉等を含む)を表彰する取り組みで、今年で5回目の開催となります。8月16日に、10名の受賞者が発表されました。
 今回、コロナという誰もが想像できないような状況下で、本市では、ICTツールを活用し、特別定額給付金システムや、新型コロナワクチン予約抽選システムを開発し、困難な業務にできる限り迅速に対応できるよう努めました。市民の方からは「非常に申し込みの利便性が高く、スムーズでした。」というお声をいただいております。また、他自治体にもオープンデータとして公開、利用できるよう提供しました。以上の点が評価され今回の受賞となりました。なお、表彰式は、10月29日(金)オンラインで開催予定です。
多田スマートシティ推進担当課長は、本市職員としての現場業務に長年あたりながら、多くのITスキルを習得してきており、コロナ禍発生の中、これまでの蓄積を活かし今回の取り組みを進めました。加古川市では、コロナ禍以前からICTを活用しスマートシティ化を推進しており、市職員のスキルを高めることで新たな行政サービスや取り組みを提供し、市民がより快適に暮らせる場所へと進化を図っております。

◆特別定額給付金システムの1週間での立ち上げについて

 加古川市では、多田スマートシティ推進担当課長自らが関わって、マイナンバーを必須としない市独自のシステムを、民間のSaaSツールを用いて1週間で構築し展開。その結果、市からは市民に申込書を郵送し、市民はオンラインでも手軽に申し込め、市では入力などの工数を短縮でき、給付までの時間をできる限り短縮するという、加古川市独自の「郵送ハイブリッド方式」を実現。市民の一番の関心事項であるいつ振り込まれるかについても申請状況がわかるシステムとしました。また、そのシステムは市のオープンデータとして無料で掲載し、他の自治体でも使えるように公表、実際に県外の市町村でも採用されています。
 参考:https://bit.ly/3e36knt
 参考:https://bit.ly/2TzWC4E

◆ワクチン接種予約の抽選サイト構築について

 ワクチン接種の予約がよりスムーズに進むよう、抽選方式のシステムを構築し受付しました。結果大きな混乱は見られず進行しました。また、このシステムも民間のSaaSツールを用いて構築し、そのシステムは全て市のオープンデータとして無料で掲載し、他の自治体でも使えるように公表しています。
 参考:https://bit.ly/3hA6tiT
 参考:https://bit.ly/3dKiQI4

●オンライン上での報道資料公開●
PRTIMES(リリース):https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/84250
PRTODAY(リリース・ニュースレターなど):https://www.pr-today.net/a00442/