紅葉・登山・御来光、3つの魅力が詰まった 「高御位山」 ~これからのシーズンに見逃せない加古川市の身近な大自然~

 兵庫県加古川市は県下でも有数の都市と自然が身近にある恵まれた環境をもつ地域です。

 中でも“播磨富士”と呼ばれる「高御位山」は年間を通して多くの登山客が訪れ、市外、県外からも足を延ばす方もいらっしゃいます。
 今はまさに“紅葉”が見ごろのタイミングで、元旦には“御来光”をお目当てに参拝者で賑わいます。そんな「高御位山」の魅力をご紹介します。

◆高御位山について

 「高御位山」は、別名“播磨富士”とも呼ばれています。標高が約304mで比較的登山しやすいため、初心者の方や女性の方でも安心して登山ができます。家族連れで登山される方も多く、個人差はありますが、お子様でも30分~40分ほどで山頂までたどり着けます。また、たくさんのルートがあるため、半日から一日をかけた本格的な縦走登山も楽しめます。
 登山ルートについては、「成井登山口」からの登頂がおすすめです。山頂にある高御位神社への表参道であるため、整備された道が続き、山頂までの最短ルートです。5月から6月には、登山道をササユリの花が彩ります。
 山頂からの景色は抜群で、天気の良い日は明石海峡大橋、関西国際空港、六甲山、四国方面まで見渡すことができ、加古川ベイエリアの工場地帯の夜景も美しく見える加古川市おすすめのスポットです。
 また、山頂には高御位神社をはじめ、大正10年にグライダーで関西初飛行を成し遂げた、加古川市志方町出身の渡辺信二氏の偉業をたたえる「飛翔の碑」があります。また、「辻登山口」から30分ほど登った場所には、羽柴秀吉が志方城を攻めた際、腰をおろして軍兵の采配をとっていたと言い伝えられている「太閤岩」があります。

◆見ごろを迎える紅葉について

 「高御位山」の周辺は山々が連なっており、一帯が“播磨アルプス”と呼ばれています。
山頂からのパノラマビューは播磨アルプスの紅葉を見ることができ、加古川市民にも人気のスポットです。

◆知る人ぞ知る御来光スポット

 高御位山は日の出・日の入りスポットとしても人気があり、山頂からは瀬戸内海との美しいコラボレーションを眺めることができます。
 元旦には、成井登山口から山頂まで照明が灯り、御来光を臨もうと多くの登山客で賑わいます。

【高御位山へのアクセス】

■所在地:兵庫県加古川市志方町成井
■高御位山 成井登山口 https://goo.gl/maps/YeJUbQR1tbjNXTEP6
■加古川観光協会 高御位山のご案内 https://kako-navi.jp/spot/spot/purpose/park/787

〈公共機関でのアクセス(大阪方面からの場合)〉
JR神戸線「宝殿駅」から【かこバスミニ志方西ルート】で「(成井)フロッシュ前」下車 徒歩約5分(登山口)

〈お車でのアクセス〉
加古川バイパス、加古川西ランプ下車「西井ノ口交差点」を右折、北西方向へ約11分
※成井登山口 駐車場 10~15台(無料)