カヌースプリント日本代表女子選手団強化合宿 ~2022年カヌースプリントワールドカップポーランド大会に向けて最終調整を加古川で~

 兵庫県加古川市(市長 岡田 康裕)は、ポーランドで開催される「2022年カヌースプリントワールドカップ」(2022年5月26日~29日)に向けて、日本代表女子選手団が加古川市立漕艇センター及び同前水域にて5月21日(水)まで強化合宿を行うことになりましたのでお知らせいたします。


写真:日本カヌー連盟

【CANOE SPRINT(カヌースプリント)競技について】~水上を誰よりも早く駆け抜けろ~

 全9レーンが設置された静水面(波のないフラットな水面)を1人乗りから4人乗りまでの艇に乗り、直線距離(200m、500m、1000m)での着順を競う競技です。スタート時、選手は各レーン横1列に並び、「Ready Set GO(レディ セット ゴー)」という合図と共に一斉にスタートします。

 横幅が約50㎝にも満たない艇が猛スピードで水を切り水上を駆け抜ける、迫力と爽快感がカヌースプリント競技の醍醐味です。

◆カヤック部門/カナディアン部門

カヌースプリント競技は、カヤック部門(K)とカナディアン部門(C)の2つの部門に分かれており、選手はそれぞれ専門部門でスピードを競います。

・カヤック部門(K)
 選手は艇の進行方向を向きコックピット内に座り、両端にブレード(水をつかむ部分)のついたパドルを、左右交互に漕ぎ艇を前に進めます。

※1人/2人/4人乗りの種目はありますが、写真はK-1 (1人乗り)

写真:日本カヌー連盟

・カナディアン部門(C)
選手は艇の進行方向に向かって立ち膝の姿勢をとり、片方にブレード(水をつかむ部分)のついたパドルで片方のみを漕ぎながら前に進みます。

※1人/2人/4人乗りの種目はありますが、写真はC-2(2人乗り)

写真:日本カヌー連盟

【合宿の背景】~水のまち 加古川~


 兵庫県加古川市は市を代表する加古川の豊かな水辺空間を地域資源として“かわ空間”と“まち空間”が融合した、良質な空間形成を進めております。河川敷の豊かな自然と、まち空間のある過ごしやすい環境が整備されています。この度、公益社団法人日本カヌー連盟より、カヌースプリントワールドカップ出場に向けて、加古川市で代表選手の強化合宿実施の申し入れがあり、強化合宿を行う運びになりました。

【カヌースプリント日本代表選手強化合宿:概要】

●期間:2022年4月25日(月)~5月21日(土)
●場所:加古川市立漕艇センター (兵庫県加古川市上荘町井ノ口361−3)
●ワールドカップ代表選手:〈女子カヤック〉多田羅英花 / 浦田樹里 / 福田りん /大村朱澄
             〈女子カナディアン〉坪田恵 / 桐明輝子 / 小林実央
●日本カヌー連盟公式HP:https://www.canoe.or.jp/