神秘的な雰囲気だけでなく歴史や逸話が盛りだくさん 加古川市のパワースポット3選

~夏休みのお出かけ、旅行におすすめ~

 兵庫県加古川市は、大阪や神戸への交通アクセスがよく、ベッドタウンとしても発展してきました。また、江戸時代には西国街道が整備されるなど、交通の要衝でもあった加古川市には、黒田官兵衛や聖徳太子ゆかりの地なども存在し、歴史深いまちとしても知られています。

今回はその中からパワースポットとしておすすめの場所をご紹介いたします。

◆高御位山(たかみくらやま)・高御位神社(たかみくらじんじゃ)

 「高御位山」は、別名“播磨富士”とも呼ばれています。標高が約300mで比較的登山しやすいため、初心者の方や女性の方でも安心して登山ができます。家族連れで登山される方も多く、個人差はありますが、お子様でも30分~40分ほどで山頂までたどり着けます。また、たくさんのルートがあるため、半日から一日をかけた本格的な縦走登山も楽しめます。
 登山ルートは、「成井登山口」からの登頂がおすすめです。山頂にある高御位神社への表参道であるため、整備された道が続き、山頂までの最短ルートです。
また、「辻登山口」から30分ほど登った場所には、羽柴秀吉が志方城を攻めた際、腰をおろして軍兵の采配をとっていたと言い伝えられている「太閤岩」があります。
 山頂からの景色はまさに絶景で、登山の疲れが全て吹き飛びます。天気の良い日は明石海峡大橋、関西国際空港、六甲山、四国方面まで見渡すことができ、加古川ベイエリアの工場地帯の夜景も美しく見える加古川市おすすめのスポットです。
 そして、山頂には高御位神社が鎮座し、絶景とあわせて神秘的な雰囲気が漂っています。旧印南郡で最古最高の神社と言われ、古くから山全体を御神体として崇めてきた山岳信仰の名残があり、古文書「播磨国印南郡高御位山略縁記」には、神がここに降臨されたと記されている加古川市を代表するパワースポットです。

【高御位山・高御位神社へのアクセス】
■所在地:兵庫県加古川市志方町成井
■高御位山 成井登山口 https://goo.gl/maps/YeJUbQR1tbjNXTEP6
■加古川観光協会 高御位山のご案内 https://kako-navi.jp/spot/spot/purpose/park/787
〈公共機関でのアクセス〉
JR神戸線「宝殿駅」から【かこバスミニ志方西ルート】で「(成井)フロッシュ前」下車 徒歩約5分(成井登山口)
〈お車でのアクセス(大阪方面からの場合)〉
加古川バイパス、加古川西ランプ下車「西井ノ口交差点」を右折、北西方向へ約11分
※成井登山口 無料駐車場 10~15台
(夏休み期間中は特に混み合う日が多いため、公共機関でのアクセスがおすすめです)

◆鶴林寺(かくりんじ)

 589年、聖徳太子が16歳のとき、仏教を広めるための道場として建立されたと言われています。釈迦三尊と四天王をまつる「四天王寺聖霊院」が建てられたのがこの寺のはじまりと言われています。
 「播磨の法隆寺」とも呼ばれるほど数多くの文化財を今に伝えており、境内には国宝に指定される「本堂」や「太子堂」をはじめ、重要文化財や県指定文化財の建物が並んでいます。その他にも、邪念を振り落とし、新たな自分に生まれ変わる『ふりきる門』など、新しいパワースポットも人気を集める、加古川市が世界に誇る名所です。

〈鐘楼について〉


 鶴林寺の鐘楼は、室町時代の応永14(1407)年に建てられ、国重要文化財に指定されています。2階建ての立派な建物で、普段は入ることができませんが、除夜の鐘を撞く際は開放されます。
 また、梵鐘は鐘楼と同じく国重要文化財に指定されている約1000年前の高麗時代に朝鮮半島で造られた「朝鮮鐘」です。形も魅力的ですが、「黄鐘調」という美しい音色を持つことが特徴です。

【鶴林寺へのアクセス】
■所在地:兵庫県加古川市加古川町北在家424
■お電話:079-454-7053
〈公共機関でのアクセス〉
・JR「加古川駅」よりバス8分、徒歩15分、山陽電鉄「尾上の松」より徒歩15分
〈お車でのアクセス〉
加古川バイパス 加古川ランプから10分、山陽自動車道 三木小野インターから30分

◆泊神社(とまりじんじゃ)

 神代に伊勢神宮の御神体の一つである御鏡がここに泊まり着いたことから泊神社が起こったといわれています。祭神は、天照大神・少彦名神(すくなひこなのかみ)・国懸大神(くにかかすのおおかみ)です。
 宮本武蔵ゆかりの神社として広く知られ、武蔵の養子である宮本伊織の撰文による棟札が保存されおり、承応2年(1653年)に武蔵の供養の意を込め、故郷の氏神である泊神社の全社殿一式を再建したことが書かれています。
 11行にわたる漢文で書かれた伊織の表白文は、宮本武蔵の研究資料としては、極めて高い価値のあるものとされています。
一歩足を踏み入れると境内は広く、南北朝時代の石弾城(いしはじきじょう)の石垣と思われるものや宮本伊織が寄贈した花崗岩製の灯篭、市指定文化財の三十六歌仙図絵馬が残っています。
 2008年には「本殿」を含む八棟が「国の登録有形文化財」に指定されています。

【泊神社へのアクセス】
■所在地:兵庫県加古川市加古川町木村658
■お電話:079-422-4813
〈公共機関でのアクセス〉
・神姫バス「稲屋」 下車すぐ
〈お車でのアクセス〉
加古川バイパス 加古川ランプから7分、山陽自動車道 三木小野インターから27分

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