SDGsの理念に沿った取組みが国(内閣府)から評価 兵庫県加古川市が「SDGs未来都市」に選定

加古川駅から加古川河川敷のエリアを有効活用し、ひと・まち・自然が一体となる持続可能なまちづくりを提案

 兵庫県加古川市(市長 岡田康裕)は、国(内閣府)が推進する地方創生SDGsの取り組みにおいて、「SDGs未来都市」に選定され、5月22日(月)に東京都内にて選定証授与式が行われました。

 加古川市は、JR加古川駅から加古川河川敷までのエリアを有効活用することで、自然を身近に感じながら自分らしく過ごすことができる都市空間の形成を目指し、ひと・まち・自然が一体となった持続可能なまちの実現に向けて取組んでいます。

 【「SDGs未来都市」の概要】

 SDGsの理念に沿った基本的・総合的取組を推進しようとする都市・地域の中から、特に経済・社会・環境の三側面における新しい価値創出を通して、持続可能な開発を実現する可能性が高い都市・地域を内閣府が選定するものです。平成30年度から開始されており、今年度選定された都市を加えると全国で182都市がSDGs未来都市となっています。

◆SDGs未来都市について : https://www.chisou.go.jp/tiiki/kankyo/teian/sdgs_2023sentei.html

 【「SDGs未来都市」における加古川市の提案】

 「“水辺×駅周辺“が人をつなぐ 職・住・憩まるごと創造プロジェクト」と題し、加古川駅周辺から加古川河川敷までのエリアを活用し、子育て世代をはじめとする全ての人が集まり、自然を身近に感じながら、自分らしく過ごすことができる都市空間を形成します。

 さらに、エリアの回遊性を高めることで、人の往来を生み出し、ひと・まち・自然が一体となった持続可能なまちの実現について提案し、今後はその取組を推進していきます。

 【「SDGs未来都市」の選定にあたって】

 SDGsに取り組むことで、新たな価値や連携を生み出すことにより、人口減少や地域経済の縮小といった地域の課題を解決し、持続可能なまちづくりを進めることができると考えられています。

 「SDGs未来都市」としての選定を受けることで、都市としてのイメージアップやシビックプライドの醸成といった「地域ブランド価値」の創出、SDGsを軸とした官民連携事例の増加などを期待しています。