スマートシティ構想を進める加古川市が、デジタル技術等を活用した技術実証を全国から公募 スマートシティを推進する技術実証4社を採択

~ 地域課題解決や豊かな市民生活実現のためのプロジェクトに市が幅広い分野でサポート ~

 兵庫県加古川市(市長:岡田康裕)は、「加古川市情報通信技術等を活用した技術実証支援事業補助金」の提案募集を5月22日(月)より開始し、補助対象となる技術実証を選定しました。

本市をフィールドとしてデジタル技術等を活用した技術実証(PoCProof of Concept:概念実証]やエリアや対象者等を限定した実証を想定)を全国から公募し、今回、スマートシティを推進する技術実証4社を採択。技術実証の支援として、経費の一部補助や実証フィールドの提供等を行います。

本件は、デジタル技術等を活用した技術実証を支援することで、市民中心の課題解決型スマートシティの実現を推進することを目的としています。

 

 補助内容

■経費補助: 補助額上限:200万円(対象経費の1/2以内)
■対象: 全国の事業者など
■市の支援: 市内公共施設などの技術実証のフィールドの提供、技術実証モニターの募集支援、
技術実証のPR、法制度に関するアドバイス、行政データの提供(個人情報保護法等で提供可能な情報に限る) 
※技術実証の内容に応じ、協議のうえ、支援内容を決定します。
■補助対象の経費やスケジュールなどについては、加古川市HPをご確認ください。
加古川市HP:https://www.city.kakogawa.lg.jp/soshikikarasagasu/kikakubu/kikakubukohoka/ict/39238.html

 ≪採択プロジェクト一覧≫ 50音順

■岩崎電気株式会社(本社所在地:東京都中央区)

新しい見守り社会実現プロジェクト                  

【概要】                      

子育てや老後の暮らしがしやすいように、見守りサービスの検知器を搭載した照明器具等の設置による効果検証を行う。

■株式会社JX通信社(本社所在地:東京都千代田区)

市民参加型のリスク情報リアルタイム可視化事業            

【概要】                      

被害状況をリアルタイムで把握できる環境が整備されることで、応急対策を的確かつ迅速に遂行し、逃げ遅れ等による被害を軽減するために、株式会社JX通信社が提供するFASTALERTNewsDigestを活用したリアルタイム情報の可視化による効果検証を行う。

■ジョージ・アンド・ショーン株式会社(本社所在地:東京都渋谷区)

オンラインを活用したフレイル・認知症予防コミュニティ創出プロジェクト      

【概要】                     

閉じこもりがちになってしまっている高齢者の社会参画を促すために、シニア向けのオンラインコミュニティサービスを利用した、加古川市内のオンライン認知症予防コミュニティの創出と介護予防費の削減効果の検証を行う。

■株式会社Smart119(本社所在地:千葉県千葉市)

救急需要予測AIプロジェクト                    

【概要】                  

救急需要をAIで予測し、現場到着時間を短縮することで、迅速に医療が受けられる仕組みの効果検証を行う。過去の救急要請を分析し、Smart119システムによる現場到着時間短縮の効果検証を行う。

 

《加古川市スマートシティ構想とは?》

 加古川市では、デジタル技術の活用により、市民生活の質を高め、市民満足度の向上を図り、「誰もが豊かさを享受でき、幸せを実感できるまち加古川」を実現するため令和3年3月に「加古川市スマートシティ構想」を策定しました。市のさまざまな課題について、市民と解決する「市民中心の課題解決型スマートシティ」を目指しています。

https://www.city.kakogawa.lg.jp/soshikikarasagasu/kikakubu/kikakubukohoka/smartcity/29446.html