駅前再整備が決定!注目の加古川市 レトロな雰囲気漂う街並みなど JR加古川駅周辺街歩きおすすめスポット
日本初・純国産の「加古川パスタ」、ご当地グルメの「かつめし」 地場産業の「靴下」、ウールについて学ぶ体験ツアーも
2024.7.19 10:00
兵庫県加古川市では、玄関口であるJR加古川駅周辺の再整備を計画しており、老朽化したビルの建て替えや駅前交通広場の再編、歩行者の憩いの場の創造などを予定しています。変わりゆくJR加古川駅周辺。今後、注目されていくであろうJR加古川駅周辺の街歩きスポットをご紹介します。
歴史
寺家町(じけまち)周辺 江戸時代に西国街道の宿場町「加古川宿」としてにぎわった、歴史あるエリアです。寺家町商店街には今も姫路藩の藩役所であった陣屋が残り、老舗の専門店がいくつもあります。駅から至近距離でありながら、宿場町であった歴史を色濃く感じられる、関西でも有数のエリアです。 |
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レトロ
ニッケ社宅近辺 日本毛織株式会社(通称:ニッケ)加古川工場が同社初の工場として操業を開始し、1899(明治32年)に従業員社宅が造成されました。創業当時、欧米から招いた技師のために建てられた加古川に現存する唯一の異人館「ニッケ倶楽部」があり、周辺の街並みも「戦前」が残っている全国的にも希少なエリアです。 |
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グルメ
かつめし ご飯の上に叩いて平たくしたビーフカツをのせ、デミグラスソース系のたれをかけたものを洋皿に盛り、お箸で食べる「かつめし」。加古川市とその周辺では多くの飲食店や家庭で親しまれています。学校給食のメニューでもあり、専用のたれが市販されているなど、加古川市では非常にポピュラーなご当地料理です。なかにはかつめしの歴史が学べる「かつめし博物館」が店内にあるお店も。自分好みの味が必ず見つかるはずです。
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加古川パスタ 日本初の純国産パスタで、種子生産・栽培・製麺の工程をすべて加古川市内で行っています。国産デュラム小麦として北部にある八幡町を中心に栽培され、収穫後、オーマイ(株)の加古川工場でパスタが製造されています。 ■加古川パスタについてhttps://yahataeinoukumiai.com/archives/seihin/kakogawa_pasuta |
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ショッピング
加古川のくつ下 日本靴下三大産地のひとつである兵庫県で靴下産業を営む事業者のうち約7割は加古川市内にあります。海外生産が増えている靴下ですが、海外産地には真似のできない質の高い生産力こそ加古川のくつ下の大きな特長で、最近は今までなかったような高級商品の開発にもチャレンジしています。高品質の「加古川のくつ下」を買うことができる兵庫県靴下工業組合のアンテナショップ「かこがわ工房Kips」はJR加古川駅の近くにあります。 ■兵庫県靴下工業組合HP
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体験
ウール工場見学 スクールユニフォーム生地の生産で国内最大の基幹工場である日本毛織株式会社(通称:ニッケ)印南工場は、1919年(大正8年)に設立され、100年以上にわたり、生活に欠かせない衣服の生地を製造し、加古川市とともに発展してきました。大阪・関西万博に向けて兵庫県が実施する「ひょうごフィールドパビリオン」のSDGs体験型地域プログラムの認定を受けており、普段は見ることのできない工場見学を含むツアーを実施しています。レンガ造りのレトロな建物とともにお楽しみいただけます。 ■繊維生地のプロフェッショナルから学ぶサスティナブル繊維「ウール」の可能性を知る工場見学ツアー |
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