~キーワードは“人手不足の解決”~ 道内サービス業界の課題解決につながる製品・サービスが揃う業界専門展示会 『第7回 観光・ホテル・外食企業展 HOKKAIDO 2024』

 一般社団法人日本能率協会(JMA、会長:中村正己)は、2024年10月9日(水)、10日(木)の2日間、アクセスサッポロ(札幌市白石区)で、「第7回 観光・ホテル・外食企業展 HOKKAIDO 2024」を開催いたします。本展示会は総称を「NEXT150北海道プロジェクト」と題し、本展示会のほか「北海道 都市開発・建設総合展 2024」と「災害リスク対策推進展 北海道 2024」、「北海道エネルギー技術革新EXPO 2024」を含めた4つの展示会で構成されます。

 日本政府観光局(JNTO)の資料によると、7月の訪日外客数は、3,292,500人となり、前年同月比では41.9%増、2019年同月比では10.1%増を記録しています。コロナ前の2019年同月の2,991,189人を約30万人上回り、2か月連続で単月として過去最高を記録しています。また、今年7月までの累計では、過去最速で2,000万人を突破したとあります。

 観光資源が豊富な北海道においても、上記の通り旅行需要が過去最大に増えている中、顕在化している人手不足や省力化などの課題解決が急務となっています。また、エスコンフィールドの開業や、2030年度を予定する北海道新幹線の札幌延伸など、北海道の活性化につながる動きが進んでいます。

 課題解決とおもてなし価値向上のため、本展示会はサービス業界に向けた展示会では道内最大級の規模で開催を予定しています。

 

 本展示会にご来場いただいた際には、アクセスサッポロでのリアル開催を通して実際の商品・サービスを見て・触れて・体感していただけます。具体的には、省人化・効率化につながるAI調理ロボット、自動チェックイン機、全自動システム炊飯機、人材紹介サービスに加え、おもてなし向上に寄与するヴィーガン/ベジタリアン対応の業務用冷凍食品、ハラール対応食品、窓まわりのオーダーメイドシステムなど、幅広い企業のニーズに対応可能な製品が一堂に会します。

(出展製品の一覧につきましては下記WEBサイトよりご覧いただけます。)

https://www.ult-thunder.jp/hokkaido-3-exhibition/ja/navi/exhibitor/search

 

前回の様子

 

 また、会場内では無料でご参加いただける講演・セミナーをご用意しております。旭山動物園の園長を務められた小菅 正夫氏の講演をはじめ、北海道において大きなポテンシャルを秘めた道の駅と観光について、道の駅たがみ 駅長の馬場 大輔氏、はまなす財団理事の林 美香子氏によるご講演、サービス業界のテクノロジーを駆使したこれからの接客として、WARA-Lの遠山 啓之氏による講演など、2日間で5本の講演を予定しています。

 現在、公式ホームページ(「観光・ホテル・外食産業展HOKKAIDO」で検索、または下記WEBサイト)にて来場事前登録を受け付け中です。 

https://www.ult-thunder.jp/hokkaido-3-exhibition/visitor/fill

開催概要

展示会名:「第7回 観光・ホテル・外食産業展 HOKKAIDO 2024」

開催期間:2024年10月9日(水)・10日(木)10:00~16:00

会場:アクセスサッポロ(札幌市白石区)

主催:一般社団法人日本能率協会

出展規模:130社/210ブース(同時開催展含む、予定)

入場者数:6,000名(4展合計、予定)

 

注目講演                  

1.旭山動物園復活の立役者が語る「逆境を跳ね返す組織づくり」※敬称略

〇日時:2024年10月9日(水)10:30~12:00

〇会場:アクセスサッポロ 大展示場内特設ステージ

○定員:100名(聴講無料・要事前登録)

〇講師:旭山動物園 元園長 小菅 正夫

〇講演概要

コロナ禍を経て観光需要が復活した中で、関連業界では人手不足が課題となっています。特に北海道はインバウンドの注目を集めており、今後さらに需要が増していくと考えられ、早急な対策が求められます。

旭山動物園を復活させた立役者である小菅正夫氏をお招きし、課題から活路を見出すためのマネジメントについて、ご自身の経験を交えながら提言をいただきます。

 

  1. 2.公益財団法人はまなす財団 共催セミナー 道の駅が、観光と地域づくりの新たな舞台になる~「道の駅」第3ステージが目指す、道の駅のこれから  ※敬称略

〇日時:2024年10月10日(木)13:50~14:50

〇会場:アクセスサッポロ 大展示場内特設ステージ

○定員:100名(聴講無料・要事前登録)

〇講師:道の駅たがみ協同組合 道の駅たがみ 駅長 馬場 大輔

    公益財団法人はまなす財団 理事 北海道大学大学院農学研究院 客員教授 林 美香子

〇講演概要

新潟市近郊の人口約1万人の町、田上町。2020年にオープンした「道の駅たがみ」は、わずか4年で年間来場者数が60万人に上るとともに、オリジナル特産品の開発、町の名物「竹」をテーマにしたイベントの開催など、地域文化の継承と新たな価値づくりの舞台となっています。駅長の馬場 大輔 氏を招き、北海道大学大学院農学研究院客員教授 林 美香子氏とともに、観光振興と地域活性化の両面から期待される、これからの道の駅の姿を考えます。

  

 

  1. 3.テクノロジー時代のこれからの接客  ※敬称略

〇日時:2024年10月10日(木)15:10~16:00

〇会場:アクセスサッポロ 大展示場内特設ステージ

○定員:100名(聴講無料・要事前登録)

〇講師:株式会社WARA-L 代表取締役 遠山 啓之

〇講演概要

近年、人材不足・人件費増や原価高騰など、外的要因の大きな変化により、採用難解消・生産性向上などの課題に対し、テクノロジーで導入による解決策が増えてきている。

目の前の課題解決は本質的ではない…

ヒトが活躍する世界は?これからの接客で大切なことは?新しい切り口のセミナー

 

※講師への取材については、事前確認が必要となります。

 

注目企画「ネクストリーダーズ」~新たなホスピタリティ業界を描く!日本能率協会が次世代リーダー向けの議論・発表の場を提供~

(10月9日(水)12:10~13:40 大展示場内特設ステージにて開催 同日15:00より結果発表)

 日本能率協会は、「観光立国を担う次世代が考える新たなホスピタリティ業界のあり方」をテーマに、宿泊業界などの将来を担う若手たちが本音で議論を交わすプロジェクトを企画しました。

 

 観光産業を支えてきたホスピタリティ業界は、人手不足など重大な課題を抱えつつも、日本全体の経済発展に大きく寄与する重要な役割を果たしています。私たちは、そんな業界の課題解決と発展に向けた新しい可能性を、若き才能たちとともに発掘・提案することを目指しています。

プログラムは総合ファシリテーターの徳江 順一郎氏(東洋大学 国際観光学部 准教授)のもと3つのステップから成り立っています。ステップ1では各自が抱える課題について議論を通じて現状分析を行い、解決策のテーマを決定。ステップ2では現役経営者や有識者と意見を交換し、提言の具体的内容を練り上げます。最終的には、展示会場内のステージにて各チームがその提言を発表します。

 

 当日のステージでは、今後業界を支えていく若手たちが現状の課題について熟考し、たどり着いた提言を聞いていただくことで、日ごろ抱える課題を解決させるためのヒントを得ることができます。また、皆様の投票から選ばれた最優秀チームは2025年2月のHCJ ホテル・レストラン・ショー(東京・東京ビッグサイト)にて開催される、全国大会に出場します。

 新たな風を巻き起こすことが期待される若手の発表に、ぜひご注目ください。