GMOグローバルサイン・HDの“今”を伝えるニュースレター Vol.21
GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社 オンラインプレスルーム
2024.5.31 15:00
GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:青山 満)は、グローバルでシェアを持つ世界トップ5社(※1)の中で唯一の国産電子認証局「GlobalSign」を保有し、政府関連機関・大手企業をはじめ世界各国の企業・団体に電子証明書を導入しています。
本ニュースレターでは、GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社の今をお伝えするため、主なトピックスをご紹介いたします。
なお本件に関して、ご取材やインタビューをご希望の方は、下記お問い合わせ先までご連絡いただけますと幸いです。
(※1)有償SSL認証局。英Netcraft社「Netcraft SSL Survey」調べ。
TOPICS① 当社の空飛ぶクルマ・ドローンに関する取り組みをご紹介
昨今、政府主導のもと小型無人機(ドローン)の社会実装に向けた取り組みが官民一体となって進められている(※2)中、ドローンの運用における機体・操作システムの「乗っ取り」や、機体から送られる通信データの「改ざん」「盗聴」など、セキュリティリスクへの対策が課題となっています。そのため、通信データのセキュリティを強化する技術として、SSLに注目が集まっています。
当社は、SSLサーバ証明書をはじめとするPKI(※3)技術を世界的に展開する、国内基準と世界標準の両方を満たせる国内で唯一の企業です。当社を通じてドローンの開発・運用の事業に携わるドローンファンドが出資する企業への技術供与や実証実験を開始しています。
(※2) 物流関連の小型無人機等に関する政府の取り組み(https://www.mlit.go.jp/common/001282866.pdf)
(※3) PKIとは、Public Key Infrastructure(公開鍵暗号基盤)の略で、公開鍵と秘密鍵のキーペアからなる「公開鍵暗号方式」という技術を利用し、インターネット上で安全に情報のやりとりを行うセキュリティのインフラ(基盤)のこと。
これまでの空飛ぶクルマ・ドローンに関するプレスリリースは以下よりご確認いただけます。
■GMOグローバルサインのセキュリティ技術で「空」もセキュアに 空飛ぶクルマ・ドローンの「通信・制御」のセキュリティに関する技術供与で基本合意
https://www.gmogshd.com/news/news-press-globalsign-201120_3105
■プロドローンとドローンの通信セキュリティ強化のための実証実験を開始
https://www.gmogshd.com/news/news-press-globalsign-210514_3168
■GMOグローバルサイン・HD、ロボット・ドローン導入に伴う事業リスクをAIによって低減させる実証実験を開始
https://www.gmogshd.com/news/news-13243
■ドローンの状態を可視化する機体ログ活用クラウドサービス 「DOP SUITE™」をリリース
https://www.gmogshd.com/news/news-13577
今後も、当社がこれまで取り組んできたドローンやIoTに関するセキュリティの知見を活かし、ロボット・ドローンを安心して利用できる社会の実現に貢献してまいります。
TOPICS② 国内最大級のドローン・eVTOL国際展示会「Japan Drone/次世代エアモビリティEXPO 2024」に出展
当社は、2024年6月5日(水)から7日(金)の3日間、幕張メッセで開催される国内最大級のドローン・eVTOL国際展示会「Japan Drone/次世代エアモビリティEXPO 2024」に、GMOインターネットグループとして出展いたします。
本件に関するニュースリリース:https://www.gmo.jp/news/article/8950/
今回は主に以下2つに関してのブース出展を行います
- ●空の安心・安全を守る暗号セキュリティ、サイバーセキュリティの技術をご紹介
当社の通信の暗号化技術や、GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社が提供する、IoTデバイスペネトレーションテスト等の技術についてのご紹介など「空の移動」やIoTの領域において提供している各種セキュリティ技術について展示いたします。
また、6月5日(水)には、経済産業省の担当者を招き、「最新のドローンセキュリティ」をテーマとして、ドローン・空飛ぶクルマの現在の法制度の方向性と、ポイントとなるセキュリティ項目、その対策を実際のハッキング映像とともにハッカー目線で解説するパネルディスカッションを開催します。
- ●「空飛ぶクルマの世界」をVRで体感
来場者の皆様に空飛ぶクルマが社会実装された世界を、VR映像を通じて体感いただける体験ブースを出展いたします。当社のデスクトップ・モバイルブラウザ向けWebGL/HTML5ゲームエンジンである「Play Canvas」で作成された東京の街並みを空からご覧いただき、空飛ぶクルマが実装された世界観を体感いただくのと同時に、その前提となる空の安全の確立に向けたセキュリティの重要性をお伝えいたします。
TOPICS③ 契約書もAIにお任せ!ChatGPTで契約書を作成するときのポイントと注意点
ChatGPTとは、OpenAIによって開発された会話型のAI(人工知能)です。質問に答えたり、情報を提供したり、テキスト生成の補助として使用することができ、契約書作成にも役立てることができます。ここではAIに出力を促すための命令文である、プロンプト作成時のポイントや注意点をご紹介します。
なお、GMOサインブログでは本件に関する詳細情報に加え、ChatGPTで契約書レビューとリーガルチェックを行う方法をご紹介しています。
ChatGPTで契約書を作成できる?作成に必要なプロンプトとリーガルチェックの方法を解説:https://www.gmosign.com/media/work-style/contract-chatgpt/#index_id7
■プロンプト作成時のポイント
●作成する契約書の目的や内容を明確にする
作りたい契約書の目的を確認し、内容を明確にする。
●契約書に必要な情報を集める
契約書の内容は、契約の内容・対象・範囲に加え、締結する当事者双方の情報、契約期間などの必要な情報をすべて集める
●プロンプトの内容をさらに明確にする
AIに要求がしっかり伝わるような具体的なプロンプトを入力する。
■契約書作成やチェックを行う際の注意点
●ChatGPTの情報を鵜吞みにしない
ChatGPTは学習データに基づいて回答するので、必ずしも正しい答えが返ってくるとは限らず、作成した契約書、またはプロンプトの入力によって得たリーガルチェック結果を鵜呑みにしないことが大切。
●セキュリティ面に配慮する
ChatGPTに入力したすべての情報は一定期間保存されたままになり、情報漏洩リスクもあるため、機密情報は入力しない。
●不安な点があれば必ず専門家に相談する
ChatGPTの回答は必ずしも正しい情報とは限らず、契約書には法的効力を持たせる必要があるため、不安な点があれば、必ず弁護士などの専門家に相談する。
企業によっては生成AI利活用のハードルが高く、いまだに属人性の高い契約業務に終始せざるを得ない状況にあります。そのような課題を抱えている企業におすすめなのがGMOサイン「契約レビューパック」です。
契約レビューパックは、契約書の作成・レビューから電子契約締結、管理に至るまで契約に関わるすべてのやり取りが自動保管される仕組みを構築しているだけでなく、AI-OCR機能の搭載で高精度な文字認識が可能です。
契約レビューパック:https://www.gmosign.com/clm_dx/?utm_source=textlink-kiji&utm_medium=owned&utm_campaign=owned-kijtext
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