11月8日は「いい歯の日」。いよいよ「国民皆歯科検診」始動 自覚症状がなく気づけば「歯周病」 お口の健康は健康寿命に関係!「歯周病」は全身の健康を脅かす

手軽にできる「歯周病リスク」郵送検査キットで今すぐチェック!

2022年6月、政府は「経済財政運営と改革の基本方針2022(=骨太の方針2022)」※1で、生涯を通じた歯科検診いわゆる「国民皆歯科検診」の具体的な検討、オーラルフレイル対策・疾病の重症化予防による歯科専門職による口腔健康管理の充実等が盛り込まれ、閣議決定しました。

歯科健診が義務付けされるとともに、全身の健康と口腔の健康とを関連づけ、「口」から始まる健康管理が本格始動します。
11月8日は「いい歯の日」です。この機会に、自分の「口」の健康チェックをしてみませんか?

1内閣府「経済財政運営と改革の基本方針2022」(令和4年6月7日閣議決定)

 口腔環境は「健康寿命」にも関連 「歯周病」等の早期発見・早期治療は「オーラルフレイル」予防にも

 「オーラルフレイル」をご存知ですか?「フレイル」とは、年を経て心身の活力(筋力や認知機能等)が低下した状態をいいます。筋力などの身体機能の低下よりも、口腔機能の低下である「オーラルフレイル」が先にはじまるとされています。滑舌の低下、食べこぼし、わずかなむせ、噛めない食品が増える等、早期の老化のサインと考えられています。「オーラルフレイル」によって、口腔の健康が損なわれると、食べられるものが減少し、食べにくさから食欲低下をひきおこします。必要な栄養が取れずに筋力の低下を招き、身体機能の低下につながっていくとされています。最終的には、咀嚼障害となり食べられなくなる方も。高齢者の死因としても挙げられる「誤嚥性肺炎」の一因にもなります。

「歯周病」等により、歯が喪失することは「オーラルフレイル」の第一歩、そこから老化がはじまります。将来的に、介護を必要とせず健康に生活する期間である「健康寿命」をのばすには、今、自分の歯を大切に守ることが非常に重要です。そのためにも、歯の喪失原因1位2である「歯周病」の早期発見・早期治療に取り組みましょう。

2 厚生労働省e-ヘルスネット「歯の喪失の原因」

 自覚症状がなく、進行すると骨まで破壊!恐ろしい「歯周病」は成人の約8割が罹患3

日本の成人の約8割が罹患している3とされる「歯周病」。「歯周病」とは、大きく歯肉炎と歯周炎に分けられますが、細菌の感染によって引き起こされる慢性的な炎症性疾患です。歯肉炎から歯周炎に至ると歯の周りの歯周組織が破壊され、さらに放置しておくと歯を支える歯槽骨が破壊されます。ファーストステップとして、歯と歯肉の境目(歯周ポケット)の清掃が行き届かないまま放置していると、そこに多くの細菌が停滞・増殖し、それらの細菌が産生する毒素等によって歯肉の辺縁が炎症を起こして赤くなり、腫れたりします。さらに進行すると膿がでる、歯がグラグラと動くようになるといった症状が現れ、最終的には歯を抜かなければならなくなります。この過程は、比較的痛みなどの自覚症状がないため別名「Silent Disease(サイレント・ディジーズ)」と呼ばれています。

 3 厚生労働省 平成23年「歯科疾患実態調査」

 糖尿病に心筋梗塞、脳梗塞、そしてアルツハイマー認知症とも関連

「歯周病」は口の中で常に炎症が起こっている状態です。炎症によって出てくる毒素だけでなく、歯周病菌も体内に侵入し、血管から全身を巡り、様々な前進的疾患を引き起こすと言われています。炎症性物質は、血糖値を下げるインスリンの働きを悪くするため糖尿病の原因となるほか、早産・低体重児出産・肥満、血管の動脈硬化をおこすため心筋梗塞や脳梗塞にも関与しています※4。また、歯周病菌のなかには、誤嚥により気管支から肺にたどり着くものもあり、誤嚥性肺炎の原因となっています。また、近年では、歯周病菌のひとつがもっているタンパク質分解酵素が、アルツハイマー病悪化の引き金となる可能性※4が示唆されています。

4 特定非営利活動法人日本臨床歯周病学会「歯周病が全身に及ぼす影響」
5「歯周病のアルツハイマー型認知症への関与メカニズム解明」(日本女性科学者の会学術誌 22 (0), 36-41, 2022)日本臨床歯周病学会

歯周病の重症化予防には早期発見が肝心 初期は自覚症状がないため、手軽な検査キットで積極的なスクリーニングを

公立大学法人九州歯科大学 名誉教授・特任教授(歯周医学)西原 達次

「「歯周病」は口腔だけではなく、全身にも悪影響を及ぼす怖い病気ですが、早期に適切なケアをすることで、予防・治療は可能です。歯周病の予兆の段階で早期に発見して、軽症であればあるほど、治療効果は高くなります。さらに、治療中に、数値化可能な歯周病検査を行いながら治療していくことで、患者さんも治療効果を可視化するシステムの下で受診が可能となります。進行度を確認後、歯石除去、歯ミガキ指導を行い、原因となる歯垢の徹底除去を行います。軽度であれば、このような治療で歯周ポケットの改善がみられますが、重度になると、歯周の外科手術を行うなど、治療も大がかりになってきます。
このプロセスごとに、有効な歯周病検査をシリーズで揃えていきますが、まずは、初期であれば、歯科医院・クリニックに通院する時間がないという方でも、まずは検査だけでも受けてみてください。特に、歯を磨くと出血する、口臭が出てきた、歯の表面がザラザラするという状態の方はリスクが高まっていると考えられます」

病院にわざわざ足を運ばすに本格的な検査を。郵送検査キット「mierukara(ミエルカラ)」はご自宅で手軽に体調チェックができます。

H.U.ウェルネス株式会社が提供する郵送検査キット「mierukara(ミエルカラ)」は、大腸がん検査や胃がん検査など、約20種類の検査キットを展開しており、多くの検査実績のある機関にて検査を行っております。「mierukara」は、健康診断などの一斉に実施される画一的な検査だけではカバーしきれない項目も含め、ご自身の気になるリスクに対応した種類豊富な検査キットを取り揃えており、その人その人にとって必要な項目をピンポイントに選んでご利用いただけます。
 mierukaraブランドサイト https://mierukara-hugp.jp

 【郵送検査キット“mierukara”の利用方法】

【「いい歯の日」におすすめしたいミエルカラ検査キット】

「歯周病リスク検査」製品概要

「歯周病」とは歯の周囲に細菌が侵入して、歯肉に炎症が起こり、周りの組織を破壊していく細菌感染症です。早い時期に気付いて、歯科医院での治療が大事です。一般的に歯周病の検査をする場合、歯科医師がプローブと呼ばれる針状の器具を用いて歯と歯ぐきの境目(歯周ポケット)の深さを測りますが、九州歯科大学が産学共同で開発した歯周病リスク検査は歯周病原因菌の酵素活性を測定して歯周病であるかを検査します。PCRとの一致率も高く、高い精度と特異性で口腔内の状態を手軽に検査が可能です。
【標準価格】3,850円(税込)
【検査結果の目安】:検体郵送後、約2週間程度
【販売方法】:オンラインショップ
【販売店】:■mierukara公式オンラインショップ
https://mierukara-hugp.jp/items/lifestyle/periodontal-disease/
YAHOOJAPAN ショッピング ■amazon

 

 H.U.ウェルネス株式会社」について 

2021年71日、H.U.グループホールディングス株式会社のグループ会社である株式会社エスアールエルウェルネスプロモーションと株式会社セルメスタが合併し「H.U.ウェルネス株式会社」に社名変更し発足。未病・予防領域における新たなサービスの開発や、将来の事業展開を加速し、幅広い世代の生活者に最適なヘルスケアをお届けするとともに医療の質の向上と人々の健康増進を目指します。

 【会社概要】

会社名:H.U.ウェルネス株式会社
所在地:〒163-0409 東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビルディング9階
代表取締役:森 敏昭
設立:1971年9月27日
URL:https://www.hugp.com/huwellness/

事業内容:
・健康診断業務等の業務受託およびコーディネートサービス
・健診予約、受診管理システムの運営
・家庭用常備薬等斡旋事業
・疾病予防対策事業
・郵送検査事業
・いつでもウェルネス、いつでもウェルネスオンラインショップの運営
・医療機関等の開設、運営に関する業務受託およびコンサルティング業務
┗MEP南青山